
子供の頃から旅番組が大好きだった。
いつでも見たことがない景色をもとめていた。
「電波少年」「世界ウルルン滞在記」
TV映像で見た世界。
いつか行ってみたいと思っていた少年時代。
高校進学後、卒業を待たずに中退。
中退後はフリーターとして目標もなく、稼ぐことだけを楽しみに働いていた。
肉体労働からテレアポや飲食店。業種も色々と経験。
遊びではバイクを買ってフェリーでバイクと共に沖縄へ。
沖縄一周、知らない人の家にも泊めてもらったり。
これをきっかけに旅行は長期が楽しい!
ということがわかりました。
そこそこ自由に遊んだあと。一念発起して学歴を取得するために大検受験へ。
2年間を費やし無事に資格取得、20歳で短大入学から卒業。
スーツで就職活動。宗教勧誘されたり思い出に残る就職活動を経験したのち。
都内の中小企業に新卒社員として就職。その会社は4年目で退職。
新卒は3年から5年目ぐらいにこういう気分になるらしい
その山が僕は超えられずに降りてしまった
ハロワで諸々の退職手続きを取りながら再就職活動を始めてみる
転職活動をするも、新卒の頃のように仕事は簡単にはきまらない
新卒カードは一生に何度もない
ここまで転職活動は、難しいものなのかと感じた。
転職活動を続ける毎日。
毎日同じような面接のやりとりを繰り返している日々に疲れも溜まってった頃。
新宿の高層ビルを見上げたときに思ったのです。
そこまで急いで働かなくてよいのではないか?
社会人になって一度立ち止まって。
おそらくこの先、こんなに長く自由な時間を取れる時はない。
そう考えたのです。
それならば、今しかできないことをやろう。
まだまだ見たことない景色をみたい。
その後、ワーホリ制度を知り情報収集をはじめました。
会社を退職して半年後オーストラリアへ。
ビザの延長や出入国の出入りを含めて、トータル約2年間滞在。
その後は東南アジアを中心に約1年間放浪し日本に帰国。
そして、オーストラリアへ出発する前は、あれだけ苦戦した転職活動が。
帰国後にはあっさりと再就職先決定。
満員電車に揺られる生活を4年間続けた頃。
以前感じたようなあの感覚がまたよみがえってきた。
どこかに行きたい。
思い立ってから1年も経たずに会社を退職。
アパートも家具も引き払って旅に出ることを決意。
全てが軽くなった体を爽快そのものでした。
その後、念願だった一眼レフカメラと共に海外を旅したい。
その目標を叶えるべく。
1年間をかけてアジアからヨーロッパまでバックパッカー旅。
一生の思い出ができました。
破天荒に生きて来た人生ですが。
年齢を重ねる事に順調になって人並みの生活に落ち着いています。
やりたいことはできるうちに。
夏と冬は働かないがスローガン。