はじめに
(ギルギットのバス発着所、この場所からノーザンエリアの各所へ移動できる)
夜通し走ったバスは朝にはノーザンエリアの玄関口ギルギットへ到着。
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
今回のこのバスのルートは2回目。
インドのデリーからマナリも夜通しバスで走り続けるがレベルが違う!
パキスタンのバスはサスペンションがイカれてるしACもなし。
ACがないのに窓がはめ殺しで開けられないというおまけ付き。
(バスに乗るとインドの方が断然進んでいるという事を実感する。)
これが苦行といわずして何と言おうか…
そして去年と変わらず、バスでギルギットへ向かう途中には恒例の検問がある。
この検問がかなりきつい。
警察だか軍隊だかが2人ぐらいバスに乗り込んでくる。
寝てても関係なし。
車内灯は点けられる、乗客全員の顔をビデオカメラでじっくりと撮影していく。
今回はこれが3回ぐらいあったと思う…。
そしてパスポートのコピーの提出はおそらくもっとあったと思う。
パスポートのコピーは乗車する時に運転手に預けてしまうので検問以外で呼ばれる事はない。
イスラマバードからフンザ方面へバスで向かう場合はパスポートのコピーを10枚ぐらい準備しておこう。
必要なのは顔写真の載ってる最後のページ&パキスタンビザのページのセット。
コピーはイスラマバード(ラワールピンディ)のバス停のNATCOの事務所の並びにあるコピー機のあるお店でやってくれる。
インド・パキスタン共通でコピーの事は「ゼロックス?」と聞けば誰でも教えてくれる。
コピーが無いと検問の度にバスから降ろされてパスポートチェックをされる可能性がある。
このパスポートチェックは観光客のみ!
他の乗客もいるし一人の旅行者の為にバスを長時間停めてしまうことになるので絶対にコピーは取っておこう。
ラカポシ登山の玄関口であるミナピン村へ。
(ミナピン村へ向かう道路。ここから村の中心部までは1時間ほど舗装路を歩く)
さて、今回もギルギットから相乗りギューギューハイエースに乗って最初の目的地ミナピン村へ向かうことに。
パキスタンには沢山の日本車が走っている。とくにハイエースは大人気!!
すでに排ガス規制で日本では走れなくなった車がパキスタンでは現役で働いている。
乗車料金はたしか₨320ぐらい。乗車時間は2時間ぐらいだったかな?
ギルギットからカラコラムハイウェイを北へ向かいミナピン村にあるゲストハウスの看板が見えてきたところでハイエースを降りる。降車した客は僕ひとりのよう。
写真のような一本道を村に向かいあるきだそうとした瞬間、僕の横を通り過ぎる1台の日本車のマークⅡ。突然と運転席の窓が空き老人は「どこまでいくんだぃ?」と僕に質問。
(ハイエースから降りたのはミナピン村の入り口にある茶屋の前)
僕は今夜の宿泊宿に「DIRAN GUEST HOUSE」という宿を選んでいた。
宿名を告げると老人は僕を助手席に招き入れてくれ、宿までヒッチハイク成功!
前回もそうだし、今回もそうだけど、このパキスタンのノーザンエリアでは歩いていると話しかけられてヒッチハイクが成功することが多い!多い!!
こちらから親指立てる、などのヒッチハイクしてます!なんてしなくても歩いているだけで声を掛けられる。本来なら1時間ぐらいかかる場所をヒッチハイクのおかげで15分で到着♪
今回なぜ、このDIRAN GUEST HOUSEに宿を決めたのがあるサイトを参考にした事。
HPの管理人Peteさんは世界の各地域を写真と十分な経験値で「どのように遊び、観光するのが良いのか?」ということを細かく情報をシェアしてくれているサイトを運営していて、とても参考になった。
今年はパキスタン滞在中にもPeteさんのHPをよく読ませて貰いました。
DIRAN GUEST HOUSE に宿泊
(敷地内には日本のJICAの支援で作られたとリンゴ畑があり収穫の真っ最中だった)
ヒッチハイクで宿の前まで乗せてくれたオジサンにお礼を言いゲストハウスの中へ。
中庭に入ると、そこは庭いっぱいに広がるリンゴ園。
リンゴ園の中には数人の収穫&箱詰め作業をしている人達の姿が。
その中から一人長身の男性がこちらにやってきた。
どうやらこのゲストハウスのオーナーの様子。
もちろん、今回も予約なんてしておらず・・・。
宿泊を希望している事を伝えると今夜は誰も宿泊していないようで問題なし。
一緒に建物の中を歩きながら、部屋の説明や最近の天気。
パキスタンの情勢などの世間話をしながら部屋を見せてもらう。
フロントや食堂がある「本家」とは別に「離れ」の部屋があって料金は一緒。
静かにひっそり過ごしたい派の僕は「離れ」の部屋に宿泊することに。
宿泊客は0人!シャワーは激アツ!水量も大満足! しかし…。
(部屋は1人では十分すぎる広さで停電も無い!)
おぉ!
部屋も広いし停電もない!
*カリマバードは毎日、停電の時間が数時間ある。
さて、ここで2泊する事にして予約ナシのいざ、値段交渉へ。
イスラマバードみたいに高い値段は言ってこないだろうなぁ…。
感じの良いスタッフから言われた言葉にちょっとびっくり。
「1泊の価格は₨3,000だよ。」
あれっ?
なんだか耳を疑いました。
₨3,000って??
パキスタンってそんなに物価高いの?それともこの場所だけ?
まぁ僕も来たばかり+初めて来た場所なので最初はボラれているのかな?
なんて考えて見たのですが、冷静に考えてみればここは観光地。
(料金は高いけど、今まで泊まったパキスタンの宿で一番設備は良かった)
ミナピン村自体は何もない静かな村ですがハイシーズンになれば村は賑わうでしょう。
国内外からラカポシトレッカーが訪れる場所になりますし。
スタッフによれば、₨3,000はシーズンが終わった今の価格で夏のハイシーズンだったら₨4,000〜ぐらいが相場だそうで…。
最終的には交渉して₨2,000/泊 にしてもらい決着。
あまりパキスタンではボラれた記憶もないので、深追いせずに宿を決めることに。
プラス夜ご飯代が一番安価なローカルフードの「ダウド」が₨500。
メニューを見ると₨1,000近いので日本で食事をするのと料金はあまり変わらない。
肝心の食事ですが普通に美味しかったので味は大満足。
写真は無いけど、大部屋にたった一人座り大勢の男性に見つめられながら食べるという去年のパスー氷河と同じシチュエーションに。
約束の時間から1時間遅れで始まった食事を済ませる。
あとはリアルにやることなし。
明日のラカポシ登山に向けて宿を7時に出発する予定なのでさっさと寝てしまうことに。
さいごに
(ハイウェイ沿いで販売されている大量のフンザ産のリンゴ)
食事を済ませて「離れ」にある自分の部屋に戻れば本館の灯りは消灯。
風の音以外は聞こえず、あたりは真っ暗…。
インドのマナリでは同じ宿に沢山居た宿泊客もここでは誰もいない。
部屋の灯り以外に電気は全く無いし、まさに静寂な夜。
そんな静寂な夜に外を眺めながら旅が始まってから今までを回想…。
インドのマナリからアムリトサルへ。やかましいアムリトサルからラホールへ。
アムリトサルやラホールでは蚊に刺され、宿の水は断水で出ずシャワーも浴びれず。
イスラマバードではボッタクリタクシーと戦い…。
イスラマバードからはサスが故障しているバスに乗り飛んで跳ねての一晩を過ごし…。
ようやくこの場所で落ち着く事が出来た…。
やっぱり何処の国に行っても落ち着く場所は緑が近くて静かな場所。
日本を出発して約10日経った頃、この旅始まってからの本当のひとりの夜。
明日は晴れるかな…。
山登りの前日は、山の方角を見て一礼。
するとポツリポツリと雨の音が聞こえてきた…。
何処の国でも桃源郷への道は一筋縄では行かないらしい。
宿の宿泊は以下のサイトが便利!
ブッキング・ドットコム経由で下記のバナーから予約すると紹介者と利用者の双方に1,800円分のバウチャーがプレゼントされます。
これからも旅を続ける事ができるように応援よろしくおねがいします。
そして利用してくれた貴方も良い旅ができますように。
