今日の使用機材
Nikon デジタル一眼レフカメラ D750
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED
Velbon 卓上三脚 ウルトラロック ULTRA 353 mini
はじめに
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
今日の記事は前回の記事につづいて第3弾。
前回の記事はこちら。
フェスティバルの夜は光り輝く夜の大祭典へ!!
(夜になるとフェスティバル会場は大掛かりなデコレーションに彩られる!)
真っ赤な夕日がおちて夜になる。夜になるとフェスティバルの会場にデコレーションが灯り始めた。24時間ノンストップで流れ続ける音楽。それぞれの違うジャンルの音楽のステージへ、フェスティバルの参加者達は向かっていく。
会場は郊外の国立公園。明るいフェスティバルのブースから離れ、暗い場所に行けば何処までも広がる満点の星空鑑賞を楽しむことが出来る。僕は日本から折りたたみ式の小さな椅子を持参していた。昼と夜の寒暖差が10℃以上ある過酷なフェスティバル。
暗い場所に座り、防寒具を着込んで星空を見上げる。こんな贅沢な時間は日本ではなかなか味わえない。ダンスフロアに行く前に星空鑑賞をすることにした。
やっぱり便利なHelinoxのチェアー。
軽くて頑丈、これならリュックにくくり付けておいても邪魔にはなりません。
椅子と一緒に持っておきたいレジャーシート。
椅子に自分が座った後にリュックサックなどの荷物を置く場所が何処にもありません。そんな時にシートがあると困りません。靴を脱いで休憩する事も出来るし荷物置きにも使う事ができるのでオススメ。
(ガスを噴射して夜空へ吹き上がる炎)
紐を引っ張るとガスが噴射して夜空へ炎が吹き上がる。
下に鎖紐がたれていて下に引っ張るとガスが噴射して火を吹き上げる仕組みになっています。周りの人たちと一緒にせーの!でヴォー!!ってファイヤーしてました。
全員で引っ張ると火の量が半端じゃない!!
(夜の12時を過ぎても人で溢れかえるダンスフロア)
熱気溢れるダンスフロアへ到着。昼はカラフルなドームのステージ。夜になると色とりどりにデコレーションされ鮮やかなステージが楽しませてくれます。2時間〜3時間おきに変わるDJ。参加者達は自分の好きなアーティストのプレイを目指してステージの中へ。
深夜12時を過ぎても朝の5時の日の出になっても音楽はとまらない。好きな時に踊って好きな時に寝る。そんな自由気ままな時間が過ごせるフェスティバル。
(アーティストはフェスティバル中に作品を作り上げる)
フェスティバル開催中、ブースでは絵画アーティスト達によって沢山の作品が作り上げられていく。そのアーティストの作品はフェスティバルの中で販売されていることも多い。毎日同じ場所に行くと絵が完成に近づいていく。
(FUNCTION ONE を使った豪華なサウンドシステムは大迫力 )

(期間限定で砂漠に現れるダンスフロア。二度と無いこの場所で最高の時間を体験)
フェスティバルは毎年同じ場所で行われていることが多い。しかし、この皆既日食のフェスティバルは一回きり。この豪華な設備も来年まで持ち越し…。ということにはならないだろう。数日間だけ現れるこの会場を楽しむ為、皆既日食を見たい。その思いで世界中から多くの人が訪れる。

(ダンスフロアの外にはジャグリングを披露するスペース)
大迫力のステージから一歩外へ出てクールダウン。会場の外では満点の星空の下、ポイやフラフープをするジャグリングスペースが出来ていた。ここでは各自が持ち寄った得意のアイテムでジャグリングの技を披露する。誰でも飛び入り参加出来るこのステージ。初心者が参加して、技が出来なくても、ジャグラーの周りを囲んだ人たちは温かい拍手をくれる。
酔っ払って大騒ぎする人もいない、ゴミをポイ捨てする人もほとんどいないし、落ちているゴミがあればゴミ箱へ持っていって、わざわざ捨てる人もいる。参加者達は皆、フェスティバルを心から愛している人ばかり。

(夜が明け東の空からは太陽が…。極寒の夜が終わり太陽の暖かさに感謝する)
夜通し踊り明かし、気付けば東の空からゆっくりと朝日が登って来る。大自然の中にいると太陽の暖かさが、すごくありがたく感じる。太陽がの光と熱に感謝する。ステージから少し離れ沢山の人と朝日が登る景色を見る。
「Amazing!!」
誰かが言った。本当にそのとおり。こういう景色と時間を全く見知らぬ人と共有出来る。そんな時間が素晴らしい。一つもモノやコトに向かって同じ方向を見る。共感する。それは普段なかなか感じることが無い素晴らしい瞬間だった。
満を持して迎えた皆既日食当日の朝
(皆既日食をバルーンから見るオプションもありバルーンが浮かび上がる)
フェスティバルではバルーンに乗って皆既日食を見るオプションも用意されている。費用は$500ぐらい。決して安い金額では無いが一生に一回のイベントと考えれば高い金額ではないかも知れない。
今日はいよいよ待ちに待った皆既日食の当日!人生ではじめての皆既日食体験をする時がついに来た。今まで全く興味が湧かなかったこと。星や月を見るなんて子供の頃にとっくに卒業したものだと思っていた。成人して社会人になって会社に勤めて大人になった気でいて。
それでも今こうして気づいたコト。地球って何?宇宙って何?生まれたコトって何?世の中知らないことばかり、不思議なコトばかり。その不思議の中の一つ。宇宙のコト、地球のコト。そんな不思議だらけの世の中。その不思議の中の小さな一つを、少しだけでも体験出来る日。特別な日にこの場所にこれた事が奇跡だと思う。
テントサイトから沢山の人が起き始めて思い思いの場所へ向かっていく。この何万人という人達と一緒に数秒間の時間を体験する。共感、共鳴する。皆既日食の時間は数時間後。寄り道しながら今日もフェスティバルの会場を歩こう。
(参加者達は思い思いの場所で皆既日食を見る場所へ移動していく)
湖の対岸に皆既日食を見るためのステージがあるが、何処までも続く平坦な場所の為、何処でも日食を見ることは出来る。皆どの場所で見ようかと考えながら、思い思いの場所へ移動していく。
僕はテントから一番近いステージから皆既日食を見ることにした。ステージのDJラインナップも皆既日食の時間を挟んでビックなアーティストがラインナップされている。テントサイトを出発してステージへ向かう。
目当てのステージへ向かう途中も色々なステージへ寄り道しながら。昨日は無かったものが今日はある。日進月歩・森羅万象。毎日、変わるフェスティバルの景色を飽きることなく体験してゆく。同じ道を歩いても、同じ場所に座っても景色も感じることも違う。
そんな毎日。
(皆既日食の時間に合わせてダンスフロアの音も一旦停止)
(スタッフも仕事を中断・スタッフも参加者も皆既日食を見る)
(参加者たちは皆一同に空を見上げ、皆既日食を見る準備)
いよいよ皆既日食がスタート。皆既日食が始まる21日の午前10:30前後には、ほとんどのステージの音楽が止まった。24時間フェスティバル会場の何処かでは音が聞こえる中、全てのステージで音が止まり、辺りは鳥の声と人々の歓喜のみ。いよいよ皆既日食がスタート。
日本を出発する前に事前に準備していた皆既日食のメガネ。この眼鏡越しに太陽を見ると、ゆっくりとゆっくりと太陽と月が重なっていく姿が見える。そして秒単位で重なっていつ月と太陽。辺りは太陽と月が重なった事で暗くなり始め、鳥たちは大急ぎで何処かへ移動をはじめ完全に太陽と月が重なった頃、一気に温度が下がり今まで見たことの無い薄暗さに包まれる。
その感覚は今まで体験した事がないもの。太陽が隠れると身震いする程の寒さ。月と太陽が完全に重なった頃、太陽のまわりには、太陽が放つ高温のガス、コロナを見ることができました。時間にして数秒間の皆既日食ですが、感動で言葉を失います。感動で涙を流している人もたくさんいました。
(皆既日食後の太陽は暖かく、太陽の存在に感謝できるようになった)
そして1分もすればゆっくりと太陽と月が離れ始め太陽の光が戻って来ます。この瞬間に感じたこと。それは「暖かい!太陽の光って大事!」ということ。この瞬間ほど僕らの生きている地球が絶妙のタイミングで太陽との距離にある事を感謝したことはありませんでした。
太陽が無ければ、暗黒の毎日、それに極寒の毎日となり地球で生きる事は出来ない。そう考えた瞬間に、人間が生きて居ることすらが不思議に感じ、その事に強く感謝するようになりました。
地球に空気があること、太陽の暖かさがあること、光があること、水があること、当たり前で感謝しなければいけない事。それに今回改めて気づくことが出来ました。こうして最高の皆既日食でフェスティバルも無事に終了。
たくさんの出会い、別れ、再会、感動があって 元気をもらえたフェスティバルも終了。5つ星の最高のフェスティバルでした!!!
*皆既日食の写真は見ることに夢中になりすぎて撮りませんでしたw
さいごに
(沢山の人に助けられ、最高の時間を過ごすことが出来たフェスティバルも終了)
無事にフェスティバルも終了。合計9日間はフェスティバルの会場で過ごしたけど、思い返してみれば一瞬。「もう終わったのか…」ちょっと寂しい思いにも…。帰りのバスは来る時のような渋滞もなく、数時間でポートランドの街へ到着。一週間以上、シャワーもナシで過ごした体は砂まみれのホコリまみれ。
フェスティバルが終わり日本へ帰るのはは2日後。Airbnbで予約したホストの家で一泊を過ごす予定になっている。フェスティバルからのバスを降り、空港からホストの家へ向かう。バスの車中でホコリまみれの僕を見て他の乗客から「皆既日食を見に行って来たの?」なんて質問される。僕が日本人で有ることを話すとバスの乗客数人から「日本はいいところ?」なんて聞かれる事も。アジアとは違って先進国のアメリカでこんな風に人と触れ合えるのって新鮮。
その後。無事にホストの家へ到着。とっても良いファミリーで汚い格好をした僕でも喜んで迎い入れてくれ、アメリカらしい広い庭付きのお部屋で過ごすことになりました。出発寸前まではホテルに宿泊しようと思っていたけど、寸前でAirbnbへ変更。理由はアジアやEUのようにゲストハウスがなくて、ホテルからモーテルかの選択だったから。
次回の記事はアメリカ旅行の最終回。泊まったAirbnbのお家とオレゴン州 ポートランドの町中を散策した記事を書いてアメリカ旅行を締めたいと思います。






