トルコについて
正式名称:トルコ共和国
面積は78万km2で日本 (38万km2) の約2倍程度。首都のアンカラはアジア側に位置する。最大の都市イスタンブールはアジア、ヨーロッパの海峡に位置する都市である。
北は黒海、南は地中海に面し、西はブルガリア、ギリシャと、東でジョージア(グルジア)、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接する。
*Wikipediaより抜粋
日本人は3ヶ月以内の滞在であればビザは不要。
最大の都市イスタンブールをはじめ、トルコの各所の観光地ではマレーシア・インドネシア・中国からの観光客が多い。トルコには合計2週間ほど滞在したが日本人には1人も出会わなかった。
イスタンブールや、他の街を歩き現地の人と話すと、10年前と比べてほとんど日本人観光客はかなり減少したとのこと。
「今年になって日本人をみたのは君が初めてだ…。」
「日本人向けのツアー会社は今はまったくだめだ…。」
日本人観光客減少の理由を悲観的に語る人もいた。
理由は、2018年現在での中東の情勢不安、2013年にカッパドキアで起きた日本人が関係する痛ましい事件などで魅力が減少してしまったことではないか?という。(現地の人談)
2018年に訪れたトルコのイスタンブールでは、町中に武装する兵士が警戒、ブルーモスクの前には装甲車が配備されるなど…。
雰囲気は決して明るい場所ではなかった。
イスタンブールの有名観光地、バザールではスリや観光客目当てのサギも多いので注意が必要。
「日本のお札を見せてほしい。」や「一緒にお酒を飲みにいこう。」などの騙しのパターンが代表的。
実際に「日本のお札を見せてほしい。」の騙しの手口にあった。
このような手口があったのは首都のイスタンブールのみ。
カッパドキア・パムッカレと他の観光地も訪問。
この中でダントツ居心地が良いのはカッパドキアだった。
他の観光地は自然も人も素晴らしくのんびり出来る。すごくクリーンで女子ウケしそうな国トルコ。トルコ単発でもう一度観光に行ってみたいとも思う。
ちなみにトルコ料理は世界三大料理の一つでもある。
リラは2018年現在、毎年下落を続けているので観光に行くのなら今がチャンスでもありそう。
はじめに
(トルコの移動はバスが一般的・バスは広々として快適・値段も手頃)
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
イスタンブールを出発して奇岩で有名なカッパドキアへ到着。
トルコの移動手段のメインはバス。
トルコのバスは座席も広々としていて快適。
出発するとドリンク・スナックのサービスもある。
車内は飛行機のようなモニターも装備。
USBケーブルでの充電も可能。清潔なトイレも完備。
(座席モニター付きのトルコのバス)
イスタンブールからカッパドキアまでの費用は100リラ。
チケットは事前にイスタンブールのカミルコック社で手配。
(チケット購入場所はこちら)
カミルコック社でチケットを購入後は夜行バスでカッパドキアへ。
チケット売り場の前に指定時間に集合、迎えのバンが到着、オトガル(バス乗り場)へ向かう。
出発:20:00
到着:08:00
翌朝、バスのカーテンを開けるとイスタンブールとはガラッと景色が変わっていた。
イスタンブールからカッパドキアへ向かうバスの乗客はほとんどが観光客ばかり。
そして、ほとんどが中国人観光客ばかりである。
中国からトルコへの旅行が流行っているのだろうか。
カッパドキアは観光地なのでイスタンブールを出発する前に事前に宿を予約していた。
この旅で初利用のAirbnbを利用。
予定では2泊3日だったがAirbnbのクーポンが利用でき一泊まるまるタダになるということで1泊多くして3泊4日へ変更。
泊まった宿はギョレメのバスターミナルからも近い宿を選択。
ボリューム満点の朝食付き。ここで食べたパンがとても美味しかったのが印象に残る。
二人のホストはとても親切な人たちだった。
(宿泊した場所はこちら)
早朝のカッパドキアに到着
(ギョレメ・パノラマから)
イスタンブールを夜に出発したバスは早朝、カッパドキアのGöreme(ギョレメ)という場所に到着。カッパドキアの中でも一番有名なエリアはこのGöremeというエリア。
カッパドキアに訪れたら外せない有名な観光地がいくつかある。
“妖精の煙突”と呼ばれる多様な奇岩、ギョレメパノラマ、ギョレメ国立公園、岩窟教会、カイマクル・デリンクユ、少し離れた場所にある大きな地下都市オズコナック、ゼルヴェ谷、焼き物・陶器の街アヴァノス。ウチヒサルの岩の要塞、ウフララ渓谷など。
サイクリング、ウォーキング、乗馬、バギーでカッパドキアの砂地を走る。など沢山のアクティビティーが準備されていて、旅行代理店も非常に多い。
お店やレストランなど観光客向けの施設も多く何も不自由はない。
まずはバスで街の中心に降り立ったところで事前にAirbnbで予約した宿へ向かう事にした。
早朝に到着したため街はまだ静かだった。
今までのインド・パキスタンであれば事前予約なんて要らない。
現地を歩いて「宿を探してる。」といえば誰かが教えてくれたり、連れていってくれたりと、時間は掛かるものの宿無しで過ごす事などほとんどなかった。
しかしここは今までとは違う沢山の人が訪れる観光地。
イスタンブールでは目星をつけていた宿に、満室と断られ何件か宿を探し回った事も反省点としてトルコは今までの国とは違うということを認識。バックパッカーというよりも普通の宿ばかりの場所である。
バスターミナルから歩いて10分ほどの場所にある宿へ無事に到着。
何処までも広い空が続くトルコの景色。
レンタルバイクで巡るカッパドキア 1日目
(左下にある3本のキノコが妖精の煙突)
無事に宿に到着した。
早朝に宿に到着した為、ちょうど宿の朝食の時間に遭遇する。
2人のホストは新しく訪れた顧客への対応をしたり朝食の段取りをしたりと、とても忙しそうな雰囲気だった。スーツケースに日焼け止めと小奇麗な格好の旅行者とは、正反対の僕がレセプションに到着すると目線は一気にこちらに集中した。
2人のホストは、チェックイン時間よりもずいぶん早く到着した僕の対応を丁寧にしてくれた。ホテルの部屋のチェックインはだいたい15時からと言うのが多く、それまではバゲージルームなどに荷物を置かせてもらうことになる。
宿泊客の朝食が終わり人が空いたところでホストと話をする。
僕の予約を確認し、どのように過ごしたいか?をヒアリングしてくれる。
いくつかのツアーがあることを紹介してくれたが、僕の希望はレンタルバイクでブラブラと自分の好きなように好きな時間に好きな場所へ行けること。
それを伝えると一軒のバイクレンタルショップを紹介してくれた。
宿の紹介ということでバイクのレンタル料金も少し割引してもらえた。
バイクのレンタル料金は2人乗りが出来るスクーターで80リラ/日
(1リラ 27円)
カッパドキアは観光地が各所に点在している。徒歩で各所を巡るのは厳しい。自転車で巡るのも良いが上り下りも多く行ける場所も限られてしまう。
やっぱり一番便利で自由に動けるバイクが一番。
カッパドキアは交通量も少なく走る・曲がる・止まるができればバイクに不慣れな人でも大きな危険は無いと思う。
さらに、なぜバイクがオススメかというと実はトルコのガソリン価格は非常に高い。
日本円で1リットルあたり165円ぐらいだったと記憶している。
エコで燃費も良いバイクが免許さえあれば一番いい選択肢だろう。
何しろほとんど信号もないのだから。
ということで無事にレンタルバイクもゲットし観光をスタート。
(らくだ岩・デヴレント渓谷)
まずいちばんに向かったのが有名な「らくだ岩・デヴレント渓谷」
カッパドキアを巡るには外せない有名観光地。
観光バスも多く発着するこの場所。
トリップアドバイザーやフォートラベルでも書かれている通り、写真を撮ったら終了。
カッパドキアは北海道のように一本道が続く。そして沢山の大型バスとすれ違う。
バスは駐車場に入るとセル棒を持った観光客がこぞって写真スポットへ向かい、チャチャッと物を写真に収め、自撮りを完了すると、すぐに撤退していく。
訪れる大型バスも滞在時間は15分〜30分ほど。
(きのこ岩・スリーシスターズ)
バイクで走っていると沢山の奇岩を目にするカッパドキア。
その中でも、一応観光地になっている奇岩の場所がある。
それがこの3つのきのこ岩が並ぶ場所。「スリーシスターズ」
ここも「らくだ岩」と同じように大型バスが停められる駐車場があり、ひと通り写真を撮ったら終了という感じのバスが往来する場所だった。
中国人観光客以外にもインドネシア人観光客が多い。
できるだけ多くの名所を巡り、写真を撮影してはすぐに移動する、その姿はネパールのアンナプルナトレッキングに近い印象を受ける。
(Ortahisar Castleは観光バスも来ない静かな場所)
訪れてはすぐに去っていく大型バスの観光客たち。
なんだか、のんびりしているようで忙しい観光地である。
妖精の煙突・らくだ岩と来て次に向かったのはOrtahisar Castleという場所。
ここは観光バスが来ないので非常に静かな場所。
Ortahisar Castleも奇岩の中を登っていくのだが展望台から見る景色はなかなか。
ほとんど観光客もいないので、のんびりと展望台の椅子に腰掛け景色を堪能。
今までとは違って人も少ない…、というかほとんどいない。
眼下には忙しく走る観光バスが沢山みえる。
ようやく一組の観光客が展望台に登ってくる。トルコ人らしいカップルに話しかけられ、一緒に写真を撮ろうという。
イスタンブールでの詐欺まがいの一軒以来、トルコでは、その手の出来事には警戒していたがなんてことはない、普通に珍しがられただけだった。
カッパドキアでは観光客がバスで訪れる観光スポットと地元の人たちが訪れる小さなスポットでは人のタイプが全く違うような印象だった。
この場所で一番驚いたのが、近くの商店で買い物をしていた時の事。お菓子の棚を見ていた僕の背後から「ソレ オイシイですよ」と日本語で突然話しかけられたこと。
振り向くと、トルコ人女性が笑顔でこちらに「コノ オカシ ホントウ オイシイから」と普通に流暢な日本語でオススメのお菓子を教えてくれた事。
どうやら彼女は数年間、日本に住んでいた事があるらしい。観光地の鉄則、「怪しい日本語を話す人には気をつけろ」と思っていたがなんてことはない、これも普通の親切な人だった。
どうやらイスタンブールと違ってカッパドキアは、僕と相性がいいようだ。
(牧場も多く乗馬アクティビティーも充実)
火山の噴火によって作られた大地、カッパドキア。
カッパドキアとはペルシア語で「美しい馬の地」を意味する。
スクーターで悠々と景色を楽しんでいると、馬が放牧されている場所へたどり着く。
この場所で景色をぼーっと見ていると足元を天然のリクガメが歩いていた。
急ぎ足で何処かに移動していくリクガメを、珍しがって眺めていると、遠くからトルコ人らしい大柄の女性がこちらに向かって手を振っている。
どうやら声の主は牧場のオーナーのようだ。女性に「おいで、おいで、」と呼ばれるままに彼女の牧場へ向かうと彼女は僕にチャイを振る舞ってくれた。
言葉は分からないが、身振り手振りで「リラックス…。リラックス…。」と言ってくれているようだ。お言葉に甘えて牧場を一望出来るテラスに座り一服させてもらうことに。
僕の足元には牧場の犬がゴロゴロと転がっている。
やはりバスで行く観光地と違ってバイクで巡る旅は楽しい。
「こっちこっち~」
女性が手招きしているのは牧場の奥にある奇岩の方。
岩の中に向かってハシゴが掛かっている。どうやら中に入れるようだ。
後ろから女性に「中に入ってみて!」と身振り手振りで伝えられ中へ入る。
(岩の中には本棚・座椅子、テーブルが置かれ生活空間になっている。)
(本棚・蓄音機。岩の中での生活を生で見ることが出来た)
(室内の様子)
女性に案内され、好きなように部屋の中を見て良いし、写真もOKという事で室内をじっくりと見学させてもらうことにした。
女性は僕を中に案内すると何処かへ消えてしまった。
本当に自由に過ごさせてもらえる。
かつて、この場所で人々が普通に暮らしていた時代とは、いったいどんな時代だったのか。
トルコの歴史は小・中学校の歴史の授業で勉強したきり。オスマン帝国の歴史は古い…。
最後に案内してくれた女性にチャイをごちそうになった料金を支払おうとするが、彼女は大きな体に大きな身振り手振りで「いらない…」と言って受け取らなかった。
カッパドキアでは、宿のホストから現地で出会う人まで良い人ばかりだ。
のんびりと過ごし時計を見ると夕方の時間。
そろそろ15時の宿のチェックイン時間になったので宿に戻ることにした。
夜は宿で紹介してもらったオススメの宿で食事を取ることにした。
ギョレメには沢山の観光客向けのレストランがあるが、数件のレストランを巡った結果、宿で紹介してもらったレストランが僕には一番合っていた。
カッパドキアでの滞在中、ほとんど同じ店でメニューを変えて食べていた。
やはり観光地なので食事の値段は日本円で600円〜800円ほど。
アジアの物価になれた身には少々つらいところ。
世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理。
日本にいた頃はトルコといえばケバブサンドかと思っていた。
でも実際にはトルコでケバブサンドを食べることは一度も無かった。
トルコ料理は、日本人でもあまり抵抗が無い料理ばかり、キョフテ(肉団子)と呼ばれるトルコ料理やチキンなどをメインのオカズに白米を食べるような食事がメイン。
サイゼリヤがもっとアジアンチックになったとイメージが僕の中で一番近いと思う。
ただ、量があまり多くないのでガッツリ食べたい人は現地にある中華料理のお店等に行くのがいいかも知れない。
滞在中、何度も通ったレストランはこちら。
トルコアイスを買うとパフォーマンスしながら販売してくれる陽気なお兄さんが目印。
レンタルバイクで巡るカッパドキア 2日目
(トルコ=気球のイメージ。朝日に合わせて気球が一気に浮かび上がる)
トルコのカッパドキアで一番、有名なアクティビティーといえば気球に乗り上空からカッパドキアを眺めるツアー。費用は人数によって変わってくる。
日の出の時間に合わせ、空に向かって飛び上がる沢山の気球。
バルーンはスポンサーの広告がデザインされたものが多い。
航空会社や旅行会社の広告が多いが、目立ったのは中国企業の広告だった。
ゲストハウスで案内してもらった気球の料金は€140〜€250ほど。
宿のホストの話によると、かなり多くの業者がカッパドキアにはあるらしい。
しかし、過去には気球の事故もあったり、相場よりも安い料金のツアーではトラブルの心配もあるとの事で、宿で紹介しているのは実績がある場所だと言う説明だった。
飛行時間やバスケットの乗員数によって変わる。気球ツアーは悩んだ結果、不参加。
早朝のギョレメ・パノラマから浮かび上がる気球を眺める事にした。
この場所にも沢山の観光バスが発着している。
バスも15分ほど留まり写真を撮影したら、すぐに移動。
団体バスツアーは朝からも忙しい。
https://youtu.be/OLpkz6Qwg0c
気球が上空にいる時間は短いプランで60分。長くて90分が相場。
朝日が完全にのぼり空が青くなった頃に、宿に戻りお楽しみの朝食を食べることに。
トルコに来てからパンが美味しすぎる。
朝食後、10時の開店に合わせてレンタルバイクを返却。
ひと通りギョレメ周辺を散策し終わった僕はバスに乗り隣の街アヴァノスへ向かう事にした。
アヴァノスへはギョレメからバスで30分ほど北へ行った場所にある。
(アヴァノスの中心にある陶芸家の銅像)
バスでアヴァノスへ到着した。
ギョレメのような奇岩が名物の街とは違ってマクドナルドもあり、普通の田舎の街に来たという感じだった。そこにいる人は観光客という装いの人は少なく現地の人が多い印象だった。
アヴァノスは、僕がカッパドキアで宿泊していた従業員からもイチオシされていた場所でもあった。彼は現地の人でもありながら「アヴァノスはカッパドキアで僕が一番好きな場所。」と言っていた。
確かに街を歩いて見てもギョレメのような大型の観光バスが走っている姿もないし、コスチュームを着た人がトルコアイスを売るパフォーマンスをしている姿もない。
何処の国にもある素朴な田舎町のような場所だ。
(陶器の横の日陰で休んでいる眼力強めの猫)
(ギョレメのような派手なお土産店も少なめ)
(トルコのチャイはこのポットを使う)
インド・パキスタン違うのはチャイの種類。
イスタンブールで街歩きをしている時に沿岸で釣りをしているグループがいた。
彼らの横にはこのポットが置いてあり、どんな時でもティータイムが出来るようになっていた。トルコのチャイポットは保温が出来る仕様になっている。
焼き物の街アヴァノスの街歩きは続く。
(焼き物の街らしく、街の至る場所で陶器のカップが販売されている)
(陶芸体験も出来る。茶色の壁にカラフルな陶器が並ぶ)
(アヴァノスでは陶器工房を見学・体験する事が出来る)
(工房の中には沢山の陶器が並び、店主が一つ一つ丁寧に説明してくれた)
アヴァノスはギョレメのような大きな観光施設は無いが、いたるところに陶器の焼き物工房があり、見学や陶器づくりを体験する事が出来る。
街を歩いている時に、偶然見つけた工房に入り見学させてもらうことにした。
工房に入ると、笑顔で店主が迎え入れてくれた。
工房の中にある轆轤(ろくろ)を見せてくれた。
工房の壁一面には作品が並び、様々な絵柄が描かれている。店主が冊子を見せながら、絵柄の様式を説明してくれる。話が込んで来ると椅子とチャイを準備してくれた。
土壁に天窓から光差し込む工房で、店主とのんびりとした時間を過ごす。
商品の説明をする以外、言葉数は決して多くない店主だったが彼と、チャイをすすりながら工房で過ごす時間はとても心地よい時間だった。
決して押し売りをする素振りもなく素性も聞かれない。
ただただ優しい店主。時々猫もお店を出入りする。
(丘の上に登りアバノスの街を一望、見える山があるのがギョレメ方面)
(子供たちが道端で食べていた果実の実。名前は不明)
工房を後にして、アヴァノスの街が一望出来る場所を探し歩く。
住宅街の丘を登り景色の良い場所を見つける。道中、小学生ぐらいの子供を連れている老婆とすれ違うと彼女は手に持っていた大きなビニール袋の中をゴソゴソ…。
彼女は満面の笑顔で片手いっぱいに掴んだ、木のみを僕の手に渡してくれた。
身振り手振りで「食べろ。食べろ」と言っているようだ。
剥き方が分からない僕に剥き方を教えてくれる老婆。
見よう見まねで実を剥いていくと、中からは白い実が出てくる。
外皮は透明な柔らかい毛に覆われている謎の食べ物を食べてみる…。
味は緑の味がした。
老婆は笑顔で手を振り僕の前を去っていった。
その後アヴァノスが一望出来る場所にあるベンチを発見。
ベンチに腰掛け、さきほど老婆にもらった、木のみをつまんでいると、今度は数人の子供に囲まれた。彼らの手にも同じように木のみがあった。
少年たちは僕になにかを話しかけてくるが、現地の言葉なので全く理解が出来ない。そんな言葉のいらないコミュニケーションを彼らと取りながら30分ぐらい、この景色を眺めていた。
ふたたび丘の下へ下り、大きな公園に行ってみた。
すると、多くの人が僕をチラチラと見てくる、ある人は振り返ったりして僕を見る。
どうやら観光客、アジア人が珍しいのか、はたまた僕が変な格好をしているのか?
とりあえずアヴァノスを歩いて感じたことは、現地の人以外の観光客はあまり見かけないということだった。観光客が多くない観光地は、時たま訪れる観光客にとても親切にしてくれる。
ギョレメに帰るバス停でも、どのバス停で乗るのか悩んでいる僕に、英語を話せる若い青年が乗り場を案内してくれた。
彼は、わざわざ自分の乗るバスを見送ってまで、僕の乗るバスが到着するまで待ってくれた。カッパドキアの人は親切な人が多い。
さいごに
(夜のギョレメ・高い建物が無い為、広く遠くまで見渡す事が出来る)
無事にバスでアヴァノスからギョレメに戻った。
最終日の夜、僕はホテルから見える高台のある場所へ向かった。
その場所から見えるギョレメの夜景はとても美しかった。
高い建物も無く隣の街まで広く見渡す事が出来る。
この場所には例のカッパドキアをぐるぐる巡っている、大型の観光バスは発着せず静か。地元の人や、物好きな観光客はやってくる。坂道が結構きついが夜景を観覧するには最適な場所。
レジャーシートを敷いて小ぢんまりと酒盛りをしているグループもいる。
3泊4日、カッパドキアに滞在したが最初の2日間は観光地巡りに勤しんだが、残りの2日はのんびりと宿で過ごしていた。ネット環境も整っており、インド・パキスタンではあまり出来なかったた写真の整理や、次の旅のプランを練ったり宿の従業員と話しをしたりしていた。
カッパドキアのみを急ぎ足で観光するのなら2日もあれば十分だと思う。
ガイドブック的な旅をするのであれば、カッパドキアには「レッドルート・グリーンルート」などカラーの名前がついたツアーが存在し、バスで要所を巡ってくれるので時間に制限のある人はそれを利用するのが効率的かも知れない。
時間に余裕があって、お金を節約したい人、自由に過ごしたいという人には強くレンタルバイクやレンタカーをオススメする。
カッパドキアのギョレメを観光していると、結構な確率で日本語で話しかけてくる人間もいる。それはツアー会社、土産物屋がほとんどである。そこで聞く話といえば過去にあった日本人が関係する痛ましい事件からつながる日本人観光客減少の話。
イスタンブール・カッパドキアと日本人が離れてしまったトルコ。
こうして現地で自由な時間を過ごしていると、その手の話を聞く機会が本当に多い。
今ではインドネシアやマレーシア、中国からの観光客が大勢押し寄せる場所だったが、昔は沢山の日本人が同じようにいたのだろうか?と考えたりもした。
今回の旅が始まって一番の「観光地らしい」場所を歩いているトルコの旅。
(インド・パキスタンよりはメジャーな場所)
そこでは今までの国とは違った角度から見る日本、日本人への印象を受けてとれた。
一度は見ておきたい場所であったトルコの観光も順調だ。カッパドキアでの滞在を終え次に向かうのはトルコ西部にあるユネスコの世界遺産パムッカレへ。
宿の宿泊は以下のサイトが便利!
ブッキング・ドットコム経由で下記のバナーから予約すると紹介者と利用者の双方に1,800円分のバウチャーがプレゼントされます。
これからも旅を続ける事ができるように応援よろしくおねがいします。
そして利用してくれた貴方も良い旅ができますように。

