デンマークについて
通貨はデンマーククローネ(DKK)
ユーロ諸国から来ると両替 or ATMで現金を手にいれる必要がある。
ユーロに慣れていると突然「ケタ」が変わるので両替に注意。
ユーロ圏の中で物価が高いオランダよりも、物価が高いデンマーク。
物価の高い理由の一つが税金が高いことだが、税収は国民の保証に大きく利用され、その結果、福祉や社会保険もしっかりと完備され、国民の所得格差が世界で最も小さい世界最高水準の福祉国家と言われている大名誉な国である。
石油自給率も100%、北海油田から産出される石油・天然ガスもあり。
他国へ輸出OKなぐらいの潤沢なエネルギー資源も持っている。
国民の満足度や幸福度といったデータでもデンマークは世界の国々の中でも常に上位に位置する生まれながらにして勝ち組な国。日本を含めた他国と比較しても「お金持ち」「物価が高い国」「先進国」という印象。
欧州一とも言われる厳格な移民法で守られており他のEUと違って移住は少ない。住んでいる人の9割はデンマーク人。
日本でも有名なREGOブロックはデンマークのおもちゃ。
コペンハーゲンの中心地には溢れんばかりの中国人観光客。
しかし、ヒッピーコミューンのクリスチャニアに行くと中国人観光客は皆無。
物価が高いので節約派はファストフードのケバブで乗り切ろう!
日本でおなじみのコンビニ セブンイレブンもまぁまぁ使える!
はじめに
(オランダからデンマークまでの移動はFLEX BUSを利用)
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
夜にオランダのアムステルダムを出発してドイツを経由でデンマークへ。
EUでの陸路移動はバスで簡単に出来るので感覚は日本の高速バスと同じ!
アムステルダムで大半のキャンプ用品も購入して揃える事ができた。
しかし、まだ予定のOZORAフェスティバルまでは日程がある。
せっかくの機会なのでオランダから北欧のデンマークを目指して見ることにした。
特別デンマークや北欧に思い入れは無かったのだけれど気になっていた場所が一つあり、一生のうちに一回は行っておきたい場所があったのだ。
先進国の街のど真ん中にあるヒッピーコミューン
クリスチャニア!!
これまでも、これからも、この場所を単発で訪れる為にヨーロッパに来る事はなさそうなので、このチャンスに是非訪れておくことに!
日本からも結構な距離だし行くならこのタイミングを逃すてはない!
(FLIX BUSの車内販売のメニュー表)
その謎を解明すべく、いざFLIX BUSでコペンハーゲン行きのバスを予約。
席を予約したのに、途中の停留所から同じ席を予約した人が乗って来てオーバーブッキングが発生。運転手が仲裁に入り事なきを得るが、深夜に人が乗ってきて寝てるところを起こされるのだから溜まったもんじゃない(´Д`)ハァ…
(座席は2段になっていてバスは上等!トルコ〜EUは何処もバスがきれいだ)
ちなみにEUを旅行するならFLIX BUSは超便利!
専用のアプリもあるのでEUを周遊する時にはぜひインストールしておこう!
僕は20歳の時にEUに来た時には電車での周遊がメインだったけど、今はバス。
料金も安いし、バスは無料でWi-Fiも使える結構助かる!
(ただ接続は不安定で速度も遅い…)
不安な方はこちらのSIMを購入していくのがおすすめ!
次の移動先の宿をバスに乗りながら探すのも良い!!
FLIX BUSのアプリはこちら
夜行バスでオランダ→デンマーク
(夜行バスでアムステルダムからコペンハーゲンへ)
夜にオランダのアムステルダムを出発して翌朝にはデンマークのコペンハーゲン着。
オランダ〜デンマーク間は船でカーフェリーにバスごと乗せて海峡を通過する。
その間にパスポートチェックがあり、乗客全員のパスポートをバスの運転手が何処かに持って行って、しばらくすると手元に戻ってくる。
このシェンゲン以外の国の出入りの時にパスポートのチェックがあるのだが、時々バスの係員じゃなくて乗客がパスポートの配布をやらされるのが面白いw
位置関係はこんな感じ
デンマークへ到着
(コペンハーゲン中央駅に到着。まずはATMで現金をGETすることに)
オランダから夜行バスに乗って到着したコペンハーゲンの街。
街のきれいさや洗練された感じはアムステルダムと似たような感じ。
イメージで言うならアムステルダムよりも茶色っぽくなく白っぽい建物が多い街の印象。
まずはバスを降りて駅前をぐるっと観察。
すると、何処の街でもよく見かけるあの集団を発見…。
巨大な中国人グループ!
男性達は首からは超一流の一眼レフを下げ、女性たちは太陽光を完璧にブロック!
何処の国に行ってもデフォルトでこの装いなのですぐにわかる
それと東欧、西欧、どちらもすれ違いざまに「ニーハオ」と言われる率が高い。
日本人だとニコっとされ笑顔になって珍しがられる。
やっぱり中国人に比べると日本人を他国で見かけるのは圧倒的に少数なんだろうな。
さて、今回はオランダよりも田舎なのに物価が高いデンマーク。
もちろん今回も上陸前にキャンプ場を下調べして置きました。
いざバスでキャンプ場へ向かいます。
デンマークもバスの値段はだいたい1回のシングルで€3ぐらい。
オランダと大差はないけどやっぱり物価は高い。
そして、アムステルダムと違ってコペンハーゲンはさらに人が少ない。
いるのは本当に中心部だけ…。
チケットの購入の詳細は以下のサイトが便利。
オランダと同じように世話になりました。
キャンプ場はこちら
(クリスチャニアまで1本で行ける場所にあるキャンプ場)
キャンプ場の設備は貧弱…そして高額。
(キャンプ場は広大な広さだが装備は…)
コペンハーゲン中央駅からバスでキャンプ場へ到着。
アムスと違って周りにあるのは3階から5階建てぐらいの中層住宅と。
そしてただただ広いフェンスで囲まれた広場芝生だけのキャンプ場…。
ズラーッと並ぶキャンピングカー。
どのキャンピングカーもキャンプ装備はばっちり完備している様子。
しかし…。
テント組の人といえばポツポツと数えられる程度。
このキャンプ場、設備といえば最低限の水場&トイレ&シャワーのみ…。
キャンプ場の大きさに設備が全くあってない様子…
そしてWi-Fiなし…。
その設備で一泊の料金が2,500円ぐらい…
恐るべし物価コペンハーゲン…
デンマーク…(゚A゚;)ゴクリ
2日〜3日の滞在予定のコペンハーゲン。
テントを張るにも日陰がないので探すのも一苦労・・。
人の行き来があって騒がしいけど日陰があるのは水場の裏のみ。
土地が広大な割には日陰が全くないグラウンドみたいなキャンプ場に宿泊。
ふぅ…。
クリスチャニアへ出発
(クリスチャニアの入り口。公園の入り口のようになっている)
キャンプ場での設営を終えて早速デンマークに来た大目的であるクリスチャニアへ!
事前調べによるとキャンプ場の近くから公共バスが出ているので、それで向かうことに!
まぁそれにしてもデンマークは中心部以外は人が少ない…。
広々してるっていうかのんびりとしている感じですね。
一応コペンハーゲンの中心地には「チボリ公園」っていう小さな遊園地があるけど、クリスチャニア目的だったので完全にスルー。
チボリ公園は外見を眺めるのみで終了。
それよりクリスチャニアへ早く行きたい!!
クリスチャニア内部に潜入。
(クリスチャニアのあるエリアに近づくとグラフィティな建物が目立ってくる)
バスを降りてビルや重厚な建物が立ち並ぶエリアを少し歩くと、グラフィティな建物や塀があるエリアにたどり着く。
コペンハーゲンの駅前とは全く違う雰囲気。
普通のオフィス街のような一角から一歩入っただけで突然と雰囲気が変わる。
ここからがクリスチャニアだね!
これが街の中心からほど近いエリアあるのはすごい!!
ギリシャのアテネの街のど真ん中にアクロポリスの丘があるようなものだね!!
クリスチャニアの中にはいるのに何も遠慮する事はない( ´∀`)bグッ!
持っていくのはリスペクトする心だけでOKだ✌
クリスチャニアのルールは3つ。
「暴力禁止」
「ハードドラック禁止」
「自転車通行禁止」
この3点だそうだ。
他にもクリスチャニア独自のルールが色々あるみたい。
とりあえずへんちくりんなルールはないし、平和一直線な感じだよ。
下記のサイトで下調べしてからクリスチャニアへ行くのが良いよ!
(クリスチャニアの中は外界とは違うテーマパークのようになっている。)
クリスチャニアの中に入って数分歩いてみて感じることが。
それは空気感がすっごいスロー。
厳しい人や危険な感じがせず、気持ちに余裕があるような雰囲気を感じられる。
前述した通り、コペンハーゲンの駅前あたりには沢山いた中国人観光客集団は全くいない!
いるのはド派手な蛍光色や日傘、一眼レフを持ったサングラス集団ではなく着飾らないナチュラルな自然派な人ばかり(・∀・)イイネ!!
ここを散歩したら1人の日本人に会った。
こんな場所でたった一人の日本人に会うなんてねw
気が合わないなんて事は100%なく直ぐに意気投合して…。
一緒にクリスチャニアの中をチル散歩することに😁
(大型の公園のようなクリスチャニアの敷地内、道端にも突然こんな石が)
観光客なのか住民なのかわからないけど結構人通りはおおい。
ヨーロッパ内からも観光でこのクリスチャニアに訪れる人は多そうだ!
しかし、ほとんどが欧米人ばかりでアジア系の人はほとんど歩いていない。
とりあえず言える事は全く危険そうな感じはない、ズバリ安全ということ!
今までインドからユーラシア大陸を東から西へ歩いてきたが、クリスチャニアのようなまるで遊園地…、フェスティバルのような雰囲気の場所は初めてだった。
飛行機、バスで数時間に数時間乗っただけでこんな楽しい場所に来られるなんて西の大陸はやっぱり違うなぁ…。
(ネパールでおなじみのピースパゴダのミニサイズ版)
ネパールに行ったことがある人ならご存知のピースパゴダ✌
マニマニというサンスクリット語の書いてあるマニ車を持ってお参りするアレだ。
これが公園の中に忠実に再現されているエリアがある事がウケる。
東武ワールドスクウェアもびっくりだ!
ピースパゴダ自体は日本でも鎌倉とかにあるし、見つけると「おっ♪」ってなる!
(クリスチャニアの中でも写真はOKのエリアとNGのエリアがあるので尊重しよう)
クリスチャニアは僕のような人間からすると、何もかもがびっくりの世界!
カメラを持って沢山写真を撮影しようとする人も沢山いる!!
観光地として、成り立っているだけあって観光客向けのお土産品も売っている。
そんなクリスチャニアも一部の場所では写真撮影はNGな場所⚠
それはプッシャーストリートと呼ばれる「大麻」や「ハシシ」が公然と販売されている場所。
そこと、その周辺エリアは撮影禁止エリアなので写真撮影はできない。
公然と「売ってます!」とクリスチャニアが言っているのだから、コソコソと写真を撮影してリークする必要もないし、ルールがあってこそ楽しい場所なのでルールは守ろう!
実際に撮影しようとして注意を受けていた人もいたので。
(でもその注意の仕方もすっごい優しい感じで…)
ちなみに公然と販売されているプッシャーストリートは平和そのもの✌
小さな商店が並び、お土産品や、大麻やハシシが公然と売られていて、夏祭りの縁日会場のようにになっている。小さな子どもが自転車に乗っていたり、ノーリードの犬たちが好きに走り回ったりと…。
誰しもが自由にのびのび~と過ごしている空間である。
*みんなスパスパ吸っているけど日本人は見学のみで手を出さないでおきましょう。
(ドネーションエリアでは不要になった物が置かれていて自由に持っていって良い)
クリスチャニアを歩いていて興味深かったのはこのドネーションエリア。
不用品を「寄付」する場所だ。
日本にあるリサイクルショップのさらに最先端という感じだろうか。
衣類や靴を中心に色々な寄付品がこの場所に置かれていて、必要な人はそれらを持っていき、自分の不要になったものは寄付して行くという循環システムだ。
野菜の無人販売のように誰かが監視している訳でもないし現金もおいていない。
日本でも最近はフリマアプリ等で不用品を個人間で交換する。
原理は同じで人々が物を、専有し続けずにシェアしているということ。
まだまだ、僕らの国ではお金のやり取りで物が動く。
でもクリスチャニアは寄付で成り立っているから「GIVE〜GIVE」なのだ♡!
(クリスチャニアの象徴・クリスチャニア自転車がペイントされた建物)
(クリスチャニアの名物・クリスチャニア自転車)
クリスチャニアには世界でも有名なクリスチャニア発祥の自転車がある!!
それがこのクリスチャニア自転車!!!
前輪2軸のこの自転車は荷箱以外にもシートがついていて子供が座れたり。
スピーカーがついていて音を鳴らしながらツーリング出来たり…
電動自転車にカスタマイズされているものもあったり。
さながらアメリカのLOWRIDERのような個性的にカスタムされている自転車もあった🚲⇑
(クリスチャニアの中はとても清潔。ゴミ箱も至る場所に設置されている)
「ボトル…フィニッシュ??」
クリスチャニアの広大なエリアの中。
川が流れる景色の良い場所でチルってると斜め後ろから若い男性に声を掛けられた。
男性は45Lぐらいの大きなビニール袋を持っていて中身は全てペットボトルだ。
男性はクリスチャニアの中を巡回しペットボトルなどを集めているようだ。
日本でもホームレスがアルミ缶を集めて鉄屑屋に売って現金を得る。
東京ではお馴染みの光景だがここクリスチャニアでも同じような光景を見かける。
デンマークでは体験しなかったが、ドイツではあるバーコードの入った空き缶を機械に戻すだけで €20 cent というのが戻ってくるシステムだった。おそらくこのデンマークでも同じようなシステムが採用されていてペットボトルの回収をしてそれなりの収入が得られるのだろう。
EUは日本と比べても分別がとても厳しい。
そしてしっかりとお金が帰ってくるから分別もしっかりやるのだろう。
それが結果的にリサイクルになるのだから日本よりもはるかに進んでいると思った。
日本も同じように飲料水の容器に代金を含ませて簡単にリサイクル出来るシステムが普及したらいいのに…。と強く思う。セブンイレブンのペットボトル回収機なんかGoodだ!
僕の隣にいたカップルはペットボトルのドリンクを飲み終わると回収している男性に声を掛け飲み終わったボトルを男性に渡していた。
そして、ある男性はボトルをゴミ箱に入れずゴミ箱の横に静かに置いていく。
すると、後に回収に来た男性はゴミ箱に手を突っ込んでペットボトルを探す手間もなくペットボトルを回収していく。
僕が住んでいる東京じゃ飲み終わった缶をホームレスに手渡す事なんてないだろう。
ボトルの捨て方1つでもここクリスチャニアは個性的だった。
(注射器にグーパン!=ハードドラック禁止を訴えている壁画)
クリスチャニアのルール。
マリファナなどのソフトな物はOK!だけど注射器を使うようなハードはダメ!!
壁画いっぱいに文字を使わずイラストで表現。これなら言葉なくてもわかるね👎
実際にクリスチャニアの中を歩いてみたけど頭がおかしそうな人はいないし、危険な感じもない。マリファナを吸っている人はいっぱいいるけど注射器を腕に注射したりしている人は一度も見なかった。(パキスタンでは路地で腕になにかを注射してる人がいっぱいいた)
全身タトゥーだらけの人もいっぱい歩いているけど、その人が怖いという雰囲気でもない。
そう人は見た目じゃない。
海外に来ると当たり前のそういう事がすごく身近に感じられるようになる。
(スケートボードのデッキはなにかの方角を示している)
WONDER LAND (不思議の国)
スケボーのデッキを使って作られた方角表示。
クリスチャニアの全ての場所にはこうしたアーティスティックな物が溢れている!
遊園地のようだ。
チボリ公園よりきっと好きな人はこっちの方が好きだろう。
だから中を散歩していても飽きることがない。
クリスチャニアには住んでいる人もいるので普通に人が住んでいるエリアもある。
部屋は、アリスの森に出てくるようなメルヘンチックな家や美しいガーデン・ファームを持った家など。これが首都コペンハーゲンの街の中にあるエリアだと言うことに驚くばかりだ!
さいごに
(Wanderland クリスチャニアの入り口は色々な場所にある)
クリスチャニアの中にはレストランもある!
ここは街なのか?アトラクションなのか??未来の姿なのか???
人間としての基本的なルールが存在し、安心・安全な生活が出来る未来を目指している。
クリスチャニアは、人間が最終的に向かうべき未来像を再現しているようにも感じられた。
そんな自由すぎるデンマークという国で忘れちゃいけないのは治安の良さ!
デンマークは、世界平和度指数(Global Peace Index)というイギリスの研究所が公表しているデータでは2019年は5位に位置している。(日本は9位)
(デンマークは世界で5位に入る治安の良さというデータが出ている)
ぜひデータで世界の治安というものを見てみてほしい。
データはこちら
そう。
僕らが普段生きている「日本」よりも世界的にみれば安全な国なのである。
物価も高く、所得も高い。
そして、日本のTVでも良く言われているように手厚い福祉制度が完成されている。
デンマークは「生きるうえ」での心配毎が少ない国「行きやすい国」なのだ。
これからの不安を多く抱える我が国とは全く違う方向へ進んだ国。
僕らの国、日本の向かう延長線上にクリスチャニアのような未来はあるのか?
世界でも完璧と称される北欧。
未来の世界、人間が向かうべき世界。平和な世界。
そのロールモデルになっている北欧の一部デンマーク。
ありがとうクリスチャニア。
色々と感じさせてもらいました。
もし、「幸せって何?」って考えたら以下の本を読んでみるのも良いかもです。
幸せを科学してみるのもいいですよ。
幸福度の高い国デンマーク!
そのど真ん中にあるクリスチャニアを死ぬまでには体験して見よう!!
物価の高いデンマークの食料品の参考物価
1.セブンイレブンのサンドイッチ 700円〜900円
2.セブンイレブンのパスタ 600円〜800円
3.中東系が経営するレストランのケバブ 500〜600円
4.普通のレストランでのランチ 1,000円〜 ディナーは1,500円〜
*キャンプ場のキッチンが貧素すぎたので自炊せずにほぼケバブ食べてました。
また次回の記事もよろしく!!


