モロッコについて
正式名称:モロッコ王国
44.6万㎡(日本の約1.2倍)西サハラの地域は除く。
国民の99%がイスラム教であり街には美しいモスクも多く、英語のロケ地に使われたカサブランカの「ハッサン2世モスク」は必見。
首都はラバト、飛行機で他国よりモロッコを訪れる場合はカサブランカ着になる。カサブランカはモロッコ最大の経済都市、そしてアフリカ有数の世界都市。
実はモロッコから日本へは貿易の6割近くのタコが輸出されている。僕らの食卓に並んでいるタコもモロッコ産なのかもしれない。観光地以外の家庭でもタジン鍋を使った料理が多い。野菜から魚、肉まで食も豊富な国。物価も安いので食事が楽しい。
公用語はアラビア語とベルベル語。かつてフランスの保護領だった為フランス語も話す人が多く、隣国がスペインでありスペイン語も話す人もおり、モロッコ北側は本当にたくさんの言語を話す人が多いという印象だった。
モロッコは北から南まで美しい場所が多い。
旅を始めるなら北にある「青の街」シェフシャウエンからスタートし、南のメルズーガへ向かうのがおすすめ。国内はバスで簡単に移動出来る。価格もEU諸国を移動する費用に比べたら安価。
モロッコの物価はとても安く、EUから来ると居心地が良すぎて、つい長期滞在してしまう。日本人であれば90日未満の滞在はビザ不要。
お土産品は革製品が多く女子ウケしそうなものが多い。革製品は日本に持って帰ると湿気でカビてしまうこともあるのでお手入れに注意。
通貨はディルハム。
2018年07月現在。
↓大体これぐらい↓
1ディルハム=11.60円
ミネラルウォーター 1リットル=3-6ディルハム。
ミントティー=5~6ディルハム。
はじめに
(サハラ砂漠名物のラクダツアーは一生に一度は経験したいもの)
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
悪に囲まれ、疲れきったマラケシュを離れ、次に向かった場所はサハラ砂漠の街メルズーガ。
マラケシュからメルズーガまでは電車ではなくバス移動で行くのがベーシック。
観光バスも乗り心地が良く快適なので特別大変な苦労もありません!
一生に一度は訪れてみたいサハラ砂漠!その入口メルズーガへの道をご案内です。
今日の記事ではバスの移動方法をサクッと書いて、サハラ砂漠での滞在時の事をメインに書いて行こうと思います。
滞在したのはメルズーガの一つ手前のローカルな街、ハシラビード。
マラケシュで会った人に紹介されて、そこにある日本人御用達の宿へ行くことに。
(日本人ばかりが溜まるような沈没宿ではないです。)
僕の旅は滞在場所、滞在期間は定めず好き放題に旅をするスタイル。
結果、この場所には居心地が良くてトータルで2週間ぐらい滞在しました。
マラケシュとは真逆の静かな砂漠の街…。
マラケシュのように悪い現地人が観光客から「ボッタクってやる!」的な事もない。
というか、カメラぶら下げて歩いている観光客なんてほぼいない。
バス停で観光客を見たりすると「この小さな村の何処にいたの!?」って感じ。
そんな静かな沈没地、ハシラビードでのダラけた日々をお届けです。
マラケシュからメルズーガまでの移動方法
(モロッコ国内のバス移動を網羅しているONCFのウェブサイト)
バスはネットで購入するよりもチケットカウンターへ行って直接購入。
マラケシュからメルズーガへ移動する場合マラケシュでチケット購入するのは以下の場所。
ハシラビードは小さな村でATMがありません。
ここに行く場合はマラケシュで現金を準備してから行きましょう。
現金が必要になると隣の大きな街、「リサニ」か「メルズーガ」まで行く必要があります。
メルズーガのATMは結構な確率で使えないし、リサニは車をチャーターして行かないと行けないので結構面倒です。
現金は必ずマラケシュで準備して行きましょう。
チケット購入&バスの乗り場はこちら
(バス乗り場へ行くのは簡単。フナ広場からタクシーで100円以下で行けます)
モロッコは本当にタクシーが激安なので使いやすい。
日本だとタクシーを気軽に使う事なんて出来ないから本当ありがたい。
僕の場合は前日にチケットカウンターに行って翌日のチケットを購入しました。
1日1便、朝の8時30分にマラケシュを出発して12時間でメルズーガへ到着します。
12時間の長距離移動になり、到着も夜なので事前に現地の宿は予約しておくのが良い!
何処の観光地でも一緒だけど、土地勘の無い場所に夜に到着する場合事前に宿は絶対に予約しておきましょう。
駅とかバスターミナルで夜を明かすのはマジで怖いし疲れます。
バスに乗ったらあとは簡単。
バスはひたすらとモロッコの乾いた荒野を走り続けます。
僕は乗り物良いは大丈夫だったけど長距離移動が苦手な人は酔い止め薬を準備してね。
あとはバスでの長距離移動では睡眠薬もオススメ。
日本人御用達の宿 Wilderness Lodgeに宿泊
(オーナーのオマール君は日本語も話せるし、暇してると遊んでくれるいい人)
マラケシュをバスで出発して12時間。
バスはトイレ休憩をはさみながらハシラビードに到着。
バスの乗客のほとんどは最終地点のメルズーガへ行く人ばかり。
メルズーガの方が街も大きいし宿も物資もあるのでそっちに行く人が多い。
ハシラビードとメルズーガは車で数十分の距離。
だからラクダツアーとかで単発で人が訪れる。
そんな小さな街というか村。
マラケシュですっかり人疲れしちゃって、ぼっちになりたい僕には最適な街。
宿の主、オマール君とダラダラするのも楽しかったし、ラッキーだったのは客が他に誰も客が宿泊していなかったので完全に貸し切り状態。
Wilderness Lodgeの中はこんな感じ。
(建物の中心には小さな中庭があり2つのシャワーとトイレがある)
(強い日差しのモロッコでも室内は石と土作りでひんやり快適に過ごせる)
(ミーティングスペースも広々!過去に訪れたゲストの写真も沢山飾ってある)
(オマール君と猫の「グラ」がこの屋敷に住んでいる。モロッコ猫だらけw)
あと、日本人で利用する人が多いのが、同じハシラビードにあるRiad Mamoucheというゲストハウス。プール付きのゲストハウス。
SNS系女子やオシャレ旅行者さん御用達。
バックパッカー系の節約派はWilderness Lodge。
きれいな場所で優雅に過ごしたい系の人はRiad Mamouche。
その2つが日本人が多く利用するそうです。
僕は節約派&自炊派でなるべく長くダラダラ休みたいのでWilderness Lodgeでした。
Wilderness Lodgeの場所はこちら
Riad Mamoucheの場所はこちら
マラケシュからメルズーガへ向かうバスは1日1本なので、あらかじめ予約しておけば宿のスタッフがバス停まで迎えに来てくれると思います。
不安な人は頼んでおくのが良いですね。
僕は宿の予約も何も無しでWilderness Lodgeへ泊まろうと予約無しで突撃。
バスを降りたら街中を歩いているオマール君と偶然に遭遇して、そのまま宿に案内して貰ってチェックインという感じで話がトントン拍子に進んでいきました。
そんな感じでテキトーに行けるのがモロッコとかインドとかの好きなところ。
砂漠のテントで1泊2日するツアーに参加
(宿から5分も歩けば果てなく続くサハラ砂漠が広がる)
さて、このゲストハウスではサハラ砂漠をラクダで歩くツアーを体験する事が出来る。
インドのジャイサルメールと同じで、砂漠といえばラクダツアーが鉄板イベント。
ラクダははっきり言って乗り心地は決して良くないし、生きてるうちに1回でも乗れればいいと思っていたけど僕が興味があるのが砂漠のキャラバンテントで一泊すること。
どんな感じのツアーかというと。
夕方ぐらい、太陽の日が弱くなった頃にラクダの背に乗って砂漠の中にある野営地を目指す。
そのままキャラバンテントで一泊するというツアーです。
僕が泊まった時期は良いのか悪いのか宿もツアーも貸し切り状態。
ラクダツアーに参加したのは僕と、別の宿に宿泊していた日本人の女性だけでした。
ラクダ使いのモロッコ人 スタッフ君、1人と、僕ら2人の3人。
ラクダの背中には、マットや水、夜ご飯セットを積み込み夕暮を待っていざ出発です!!
費用は1泊2日のツアーで€13ぐらいだったと思う(1,500円ぐらいかな)
(初めて見たフンコロガシ!!湿ったラクダのフンを転がしてる姿は感動モノ!!)
ゴットン・ゴー。
だるそうに引っ張られるラクダの背に揺られどこまでも広がるサハラ砂漠を歩きます。
さすがにこの旅2回目のラクダ&砂漠なので感動はそこまでと行った感じですが、メインはキャラバンテントで野営なので、期待をふくらませるのはそっち!!
ラクダの背中に揺られる事1時間ぐらい歩くと野営地へ到着。
野営地は白い幌と木の棒で建てられたほったて小屋w
到着するとスタッフ君が手際よくお茶や夜ご飯の準備をスタート。
僕らは夜ご飯が出来上がるまで砂漠の丘に登ったり寝そべったり好き放題過ごします。
(ひとりなら絶対に迷子になってしまう景色が壮大すぎるサハラ砂漠)
ピュー…。
時々吹く風の音…。
僕らの話し声、そしてスタッフ君の奏でるボンゴドラムの音…。
余計な音は一切聞こえない外部とは切り離された空間…。
美しい…。
インドのジャイサルメールで使ったツアーは僕以外にも数十人のツアー客と同じ場所で休憩したり、集団で歩いたりしていたけど、ここは完全に貸し切り状態。
インドのツアーは僕ら以外に30人ぐらい?ラクダツアーの客がいたんだけど袋に両手にいっぱいのジュースを持ったインド人の少年が砂漠のはるか向こうから走ってきて、商売っ気盛んにジュースを売り歩いてきたのが良い思い出。
そしてそのジュースが賞味期限切れってのもインドっぽかった。
ここは本当に誰もいない。
そう思うとやっぱりインドはインドだなぁ。
(夕暮れ時の空と何処までも続くサハラの絶景はため息物の美しさ)
「アフリカかぁ…。」
インドの砂漠も凄いけど、日本からはるか遠くのアフリカ大陸にいることに感動。
この旅をしていて時々訪れるこの瞬間。
会社辞めて自分の好きな事をやって良かったってマジで思いました♡
夕暮れを眺めながらのんびりとシャンティ。
すっかりと日も落ちて夜ご飯のスペシャルタジン鍋が出来上がったようです♪
写真無いのが残念だけど、たっぷり野菜にどでかいチキンが入ったタジン鍋は激ウマ!
マラケシュでも同じようなタジン鍋食べたけど味が全く違う。マラケシュのは薄利多売で観光客をターゲットにしただけの料理って感じで味も値段も微妙すぎて残念でしたね。
ロケーションなのか、スタッフ君の料理すっごい上手だった!
スタッフくんはフン転がしを操っていた彼ね。
さてご飯を食べ終わったら天体観測&天体写真撮影!
アラビアン・ナイトの夜がスタートです(๑˙❥˙๑)
写真で見る アラビアン・ナイト
(砂丘の向こうから月が登ってくる瞬間)
さぁやって来るぜ!
砂漠の夜がやって来るぜー!!
暖かなタジン鍋を腹いっぱいに食べたらあとは自由時間。
もう旅を続けてから毎日が自由時間の連続なんだけどね。
毎日、次のプランを考えたり、街の治安を心配したり、考える事は日本よりも遥かに多いけど自主的にやっているから、「やらされている」感のある日本の生活とは全くストレスの度合いも種類も違うんだね。
裸足になってまだ少し太陽の熱温もりの残る砂丘の山を登り景色の良い場所に上がる。
そこから見える景色は何処までも広がるサハラ砂漠。
しばらく景色を眺めてからは自問自答。
自分と対話する時間がやってきた。
旅を始めてそろそろ半年。
1月に真冬の日本を出発して7月になった今。
目の前には夏がやってくる。
行き先を決めない旅、風の吹くまま気のままに進んで行くこの旅。
一生来ることなんてないと思っていた遠い世界アフリカ大陸。
そんな場所に自分がいるなんて信じられない。
こういう場所に来ると新しいインスピレーションを感じることができる気がするよ。
(写真の左下にあるのがキャラバンテント)
夜になって完全に冷たくなった砂の上を裸足で歩く快感。
裸足で砂丘を登っていくのも慣れない僕にはとっては大変。
息を切らして砂丘の上に到達すれば、到達した者にしか見れない景色が広がる。
乾いた風が何処からともなく吹いてくる。
湿り気のない砂漠の風。
そして夕暮れにあった雲も夜にはなくなり、月が高い位置に登れば砂漠の全てを照らす。
(肉眼でも見える天の川と、無数に流れる数え切れない程の流れ星☆)
長期の旅をして一番大変だと思ったのが一眼レフカメラの管理。
今回の旅ではカメラ本体と2つの交換レンズを持っている。
その交換レンズの一つが超広角レンズの15mm。
レンズだけでも重量は1kgある。
持ち歩きや管理が大変な一眼レフカメラも、この写真を撮るために一役かってくれたと思えば今までの苦労もすっかり忘れてしまいそうだ。
スマートフォンやコンデジじゃここまでの写真を撮影する事は出来ないもの。
(サハラの東側はアルジェリア。月が欠けている日の星空と砂漠も美しい)
僕は星空を見るのが大好きな人間。
その中でも僕の心に大きく残っている星空がある。
10代の時に家族と一緒に見た北海道の十勝平野の星空。
2017年に行った皆既日食のフェスの時に見たアメリカ・オレゴン州の星空。
その2つが僕の印象に残っているんだけど、このモロッコのサハラ砂漠で見た星空はまたひとつ僕の心に決して忘れる事の出来ない思い出になった。
そして、その星空を思い出だけじゃなくて写真に残せたこと。
それが本当に嬉しかった…。
さいごに
(翌朝、砂漠から宿に戻ると朝食が準備されていた)
昨日の夜は遅くまで砂丘の上でまったりと星空を見たり、写真を撮ったりして過ごしたあとは少しだけの仮眠を取って早朝、再び宿に戻って来た。
ちょっと寝不足なのとラクダの背中に揺られすぎた乗り物疲れもあって結構フラフラ。
宿に戻るとオマール君が朝食の準備をしてくれた。
メニューは「ベルベルオムレツ」とモロッコの主食パン。
ミントティーにヨーグルト。
今まで訪れた国の中でもモロッコの料理は僕の口にあった。
アグロンは、朝、昼、晩と毎食必ず出てくるし、日本のピザのMサイズぐらいの大きさで、ふっくら柔らか、でクリームを塗って食べたりオムレツと食べても美味しい。
このアグロンは野良猫も野良犬も人間もみんなが食べていて、ハシラビード村の中心には村の人が共同で使える「石窯」もあって、そこで村人が代わる代わるに自分の家のアグロンを焼いている。
朝に窯に行くと女性がパンを焼いている姿を見学したりも出来たりした。
お店で買っても一つ10ディルハム。(11円)
飯も景色も自由度もコスパが良いモロッコ!
毎日、砂漠で星空を見ながら自炊をし、写真を編集する。
旅行のような生活をしているハシラビードでの生活。
次回の日記ではもう少しこのエリアを写真と共に紹介してみます。
訪れて記事を読んでくれた方へ。
どうもありがとう(*^^*)
宿の宿泊は以下のサイトが便利!
ブッキング・ドットコム経由で下記のバナーから予約すると紹介者と利用者の双方に1,800円分のバウチャーがプレゼントされます。
これからも旅を続ける事ができるように応援よろしくおねがいします。
そして利用してくれた貴方も良い旅ができますように。


