【アーターモンにあるバスケットコートは飛び入り参加OK】
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
【前回の記事】はこちらから。
https://roninlife03.com/2021/07/05/workaus15/
「Hello My name is 〇〇」
*学校の校長先生の名前は失念した。
教員のいる部屋に通された後は校長先生の居る校長室に通された。
どうやらここで僕の英語のレベルを検定してクラス分けをするようだ。
女性の校長先生から握手を求められ僕の緊張はマックスに達していた。
ガクガクブルブル…。
映画で見ていた場面のとおり、外国人は自分の名前を名乗ってから挨拶をする。
僕は自分のイングリッシュネームすらも決めて居なかったので「K」とする事にした。
海外では皆がミドルネーム「あだ名」を持っている場合が多い。
例えば「トーマスならトム」「サムエルならサム」と言った具合に呼びやすい名前を自分でつける。シェアメイトのジェイやチャンも名前の一部を取ったイングリッシュネームだ。
留学生が多い韓国人は友人同士でネームを付けあったりするのもポピュラーらしい。ここで僕は人生で初のイングリッシュネームを手にいれる事になった。その後10年経過した今でも愛用している僕のイングリッシュネームだ。
ちなみに“K”という一文字は映画「MIB」を参考にした。
「My name is K」
「Na na na Nice to meet you(汗)」
自己紹介の言葉以外にもいくつかの質問をされたが、ほとんど理解が出来なかった。
この会話もクラス分けのテストのようだが、この時点での僕の成績は自分でもわかるぐらい最低だった。恐らく2~3の質問を投げかけられたと思う。(質問数もわからんぐらい理解してなかった)
【学校の近くの公園の風景、ジャカランダの紫の花が印象的】
それを全て「OK」と“笑顔”で返答したのだ。
日本人の得意技、「全てスマイルでOK作戦」だ。
校長先生も笑顔で頷いているだけだった。
さすが、語学学校の先生だから嫌な顔や困ったかもせず、しっかり話を聞いてくれる。
「Have a sheet!!」
お控えなすって!
寅さんの仁義の場面のように手の平を宙に向け椅子の方向を指し示された。
これだけは「椅子に座ってください」と言っているのだと理解出来た。
英語は日本語に比べるととてもシンプル。(な気がする)
日本語は身振り手振りが無くても伝わるが英語はボディランゲージがあり抑揚があるのでわかりやすい。(というのも後々に分かってきた)
後に、外国人と日本語について話すことがあったが、「日本語はボソボソと話したり、「そろそろ」「もじもじ」など4文字の良くわからない言葉が多いと言われた。確かに日本語なら言葉だけで色々伝えられるような感じがする。
表情も大切だし、大げさなボディランゲージも相手に思いを伝える有効な手段!
その後、教科書を印刷したレジュメを渡され空欄を埋めるように指示された。
中学校1年生の時に見た教科書で見たような絵に吹き出しが入り、穴埋めするやつ。
・・・。
ひどい…。ひどすぎワロタのレベル。
自分の英語の出来なさ加減にビックリした…
一応、テストの空欄を埋めては見たが恐らく単語もスペルも滅茶苦茶。
恐らくというか間違いなく0点だったと思う。
先生すまん…。
と思ったが先生はニコニコしながら、「OK」と言い僕は退出を促された。
日本人の生徒は基本、読み書きのレベルが高い生徒が多いらしい。
読み書きのレベルは高いが、話す事が出来ない人が多いのが日本人の特徴だと後々に先生から聞いた。確かに日本の中学時代、学校ではテストの為の読み書きや聞き取りのみで話す授業は少なかったと記憶している。
「Good morning Everyone!」「Im fine thank you!」とかぐらいしか授業で話した記憶しか無い。そんな日本人の中でも読み書きも喋りも全くダメな僕は基礎の基礎から始めるしかなかった(汗)
日本にいても座学は出来るけど英語で喋る機会は減るので、現地の英語環境にいる内にいっぱいおしゃべりするのがオススメ!
スピードラーニング的な英語学習は今はYouTubeで無料で出来る。
これで耳慣らしをしておくと現地に行ってからだいぶ楽だと思う!!
その後、僕の英語のクラスが決定した。
そのクラスの名前は「elementary」 小学校の基礎レベルと言う意味だ。
おぉ…。
今まで海外へ何度か渡航経験があるし、空港での入国審査も問題なく通過出来たのに…。
それでも一番下のレベルのクラスとは…。
なんだか自分のプライドというものがズタズタに引き裂かれた気がした。
その後、ランチを食べる共用スペースに座っているとレッスンが終わり多くの生徒が共用スペースに集まって来た。
その中にジェイの姿もあり、一緒にテラスでタバコを吸うことにした。
「ジェイ、僕のレベルはelementaryだったよ」
と言うと、彼は「don’t worry」と笑顔で言ってくれた。
実は彼もこの学校に始めて来た時は彼も同じ“ elementary”のクラスだったそうだ。
その後、1ヶ月に一度行われるテストで彼はレベルを上げ、1つ上のクラスに移ったとの事だった。この時に思ったのが、オーストラリアに来て2日目。
【夕暮れ近くのシドニーの風景、空はどこまでも広い】
英語のレベルは変わらないが、自分の意思疎通が出来る能力が昨日よりも上がっていることに気がついた。
昨日の自分は今ほど自分の状況を他人に伝える事なんて出来なかったのに…。
サバイバル英会話という言葉もあるが、実際に誰にも頼れなければ自分が変わるしかない。
こうして、2011年、27歳になった僕は…。
elementary(小学生)としての生活が始まった。
明日からは実際にelementaryの教室に新入生として登校する生活がスタートするのだ。
僕は誰もいなくなった学校の共用スペースで早めのランチを食べ、アーターモンへ戻った。
また次回の記事もよろしく!!

