【部屋にあるジェイの勉強道具の棚】
筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
【前回の記事】はこちらから。
https://roninlife03.com/2021/07/06/workaus16/
翌日…。
前日、行われた英語のクラス分けテストで最低の成績を取った僕。
めでたく一番下の成績のクラスとなった。
今日からいよいよ本格的に語学学校で英語の授業を受けることになる。
2日目の登校も初日と同じようにジェイと一緒に登校する事になった。
学校までの道のりは1度くれば単純な道のりで、もう一人でも大丈夫だと思った。
2011年現在。
まだまだグーグルマップはポピュラーでは無かった。
ネット環境もない状態、Wi-Fiも町中に無い状態なので地図を見て覚えるのが一般的だった。2021年の今では想像出来ない10年前。今では信じられないが、記憶を頼りになんとか道を覚えるように努力していた。
*旅のひとくちメモ✎
そして、相変わらずの無骨なシルバーのEVドアに乗り学校のある階数へ上がる。
他のテナントのビジネスマンも一緒にEVに乗っている。
ジェイと別れ、今日から僕が勉強するクラスへ向かう。
英語の基礎クラスElementaryの教室の扉を開いた。
中には僕が来るのを待っていてくれた先生がいた。
オーストラリア人らしい色白で大柄、大きな声がかわいい女性の先生だった。
先生の名前は「An(アン)先生」
先生に初対面の挨拶をした後、僕は空いている席に案内され席に着いた。
教室の中は20人ぐらいの生徒が居た。
国籍は、ざっと見て多い順から、アジア、南米、東南アジア、と言った感じ。
この学校は欧州人の比率は0だった。
授業料が安価な学校はアジア、南米からの留学生が多い。その後、沢山のワーホリメーカー(ワーホリに来ている人)に会うが、欧州人は欧州人ばかりがいる学校に通っている場合が多い。ちなみに学費は1.3倍ぐらい高かった。
この時点で物価感覚が欧州とアジア・南米では違うということがわかる。
*旅のひとくちメモ✎
机は4人の向かい合わせのスタイル。
小・中学校の時に求職を食べるようなフォーメーションで授業は進めるようだ。
「Good morning!!!」
遠くまで良く通る声でとても聞きやすくわかりやすい声だった。
先生の挨拶を皮切りに皆が席に戻り授業が始まった。
ここで、先生から新入生紹介ということで僕が紹介された。
「Hey! K Come on here!」
「Can you introduce your self please!?」
おぉ…。
なんと言っているかわからないけど、多分「自己紹介をしなさい」
と言われているのだ…。
英語自体はわからなくても雰囲気で“恐らくそうだろう”と感じた。
先生に手招きされ、ホワイトボードの前に立った。
事前に日本でエージェントとメールのやり取りをしている時に聞いていた。
学校での初日には自己紹介があること、自分の事を話せるようにまとめておくといい。
事前にアドバイスを受けていたので、辞書を使ったり翻訳アプリを使い、自分の自己紹介の練習は一応頭の中で済ませていたのだ。
「My name is K」
「I come from Japan↑」
と最後の“ジャパン”の部分だけ語尾が緊張で上がってしまった…。
はっ恥ずかしい…。
それでもクラスの人を見渡すと、皆がニコニコしながらこちらを見ている。
先生も満面の笑顔で「よしっ!」と両手をファイトポーズにしてこちらを見ている。
その後はクラスの数人からの質問タイム。
「Where you come from in japan」」
「What did you do in japan before come here?」
日本の何処から来たのか?
日本で何をしていたのか??
などを聞かれ、それに対しては「トウキョー」と答えたり、「オフィースワーク」と答えたり。手に汗握りながらの2分程度の自己紹介だったが緊張して腹痛が起こりそうだった。
日本で何をして居たの?
と聞かれても「サラリーマン」と言ってはいけない。あれは和製英語なので、英語圏の人に意味は伝わらない。あと、働き方についても「正社員」「アルバイト」なども伝わらない。「フルタイム」「パートタイム」と説明するのが一般的。
そうすると、日本は雇用が守られた「正社員」や「アルバイト」など世界から見てもガラパゴスな路線をひた走っていたのだと感じる事が出来る。
*旅のひとくちメモ✎
そして、拍手喝采で自己紹介を締めくくり緊張の中自己紹介が終わった。
僕は緊張の面持ちでカタカタとロボットのような動きで自席に戻った。
僕のグループの4人の構成は僕以外は皆が女の子。
ペルー人のエリー、ボリビアのジョハラ、韓国のソン。
そして日本人の僕と言う組み合わせとなった。
席に着くなり3人の女性から矢継ぎ早に自己紹介を受けた。
もう、なんだか恥ずかしいやら照れくさいやらで、きっと赤面していたと思う。
英語が全くしゃべれない僕に対して、とても優しく接してくれるのが嬉しかった。
日本で日本人同士で英語を勉強するのと違って恥をかく事も臆する事がない。
皆遠い国から、英語を学びに来ている同士なのだから。
2人の南米人は顔が浅黒く、ぱっちりした目が印象的。
しかも2人は乗馬が出来るという南米らしい特技を持っていた。
韓国人のソンちゃんは日本の新宿を歩いていそうな普通のかわいい女の子。
アジア人らしいおとなしい感じで馴染みやすそうだ。
27歳、独身男の僕が年下の他国の女性たちに勉強を教えて貰う。
数ヶ月前の自分では、全く想像出来なかった世界が自分の前に広がっている…。
うーん(´-`).。oO
なんだか照れくさい…。
年齢を聞けばエリーはまだ19歳。
ジョハラも22歳、ソンちゃんも23歳と皆若々しい…。
そして、授業がスタート。
読み書きよりも、先生との質疑応答が中心の授業の進め方で「話す力が身につく」感覚だ。
日本のプリントにひたすら答えを書く授業とは全く違って結構楽しい!!
最初は、ボソボソと小声で話していた僕も段々と授業に慣れて来た。
失敗しても良い!間違えても正解でも、でっかく堂々と答える事にした。
「Oh!Noooo(´゚д゚`)」
時々とんでもない回答に対しての、アン先生のリアクションもかなり面白い!
何事も習得するのには「楽しんで」取り組む事が一番大事なのだ!
そして、ここは学校。
失敗してもいい場所なんだから、楽しくやればいいのだ。
今まで緊張していたが、学校生活もなんとかやっていけそうだ。
やはり、日本語の使えない生活をするのは大切だ!
また次回の記事もよろしく!!
