筆者のRonin(Ronin@ No more work)です!
【前回の記事】はこちらから。
ある伝で仕事の面談のチャンスを得たローカルジョブ。
メールで連絡するとすぐに返信があり、面接の日程を取り付ける事が出来た。
緊張で心臓はバクバクだった。
事前に仕事を紹介してくれた知人の話しでは、その職場では日本人のワーカーはとても重宝されているとのこと。だから、面接はそこまで緊張する事はないと聞いていた。
紹介してくれた知人や、過去にこの仕事に就いた日本人ワーカーは真面目に働いてくれていたのだろう。こうした先駆者の人達が開拓し積み上げてくれた“日本人”の評価はとてもありがたい…。
(真面目で仕事に対しての勤勉な態度は海外では特に評価されるようだ)
そうこうして、面接の日程の日がやって来た。
僕はルームメイトに手伝ってもらったレジュメ(履歴書)を持ってその仕事のオフィスに向かった。ジャパレスの面接と違って、こちらのオーナーは現地の人であり英語での面接だ。
英語力よりもコミュニケーション力!
笑顔と、必殺「Yesマン作戦」でのりきるつもりだった。
(Yesマン作戦とは何か良くわからない事があれば、「Yes」と笑顔で受け答える事だ)
多少言葉が分からなくても大丈夫だろう。
特別難しい話しをする訳でもなさそうだし、バイトの面接で命を取られる事はないだろう。
(ちなみに僕にその仕事を紹介してくれた人の英語のクラスは中の上ぐらいのクラス)
ガタンゴトン…。
僕は乗り慣れたいつもの電車を乗り継いでオフィスのあるCentral駅に向かった。
まだまだ当時はスマホが出たばかり。
僕のスマホは日本で当時発売されたばかりのSONYのXperiaの一番初期型。
グーグルマップも今ほど頼りにならない。
住所と簡単な地図を書いた紙を持って遅刻しないようにオフィスに向かった。
そして、オフィスに到着。
オフィスは完全に日本の会社のような雰囲気。
デスクがあり、事務仕事や電話の対応をしている人で皆が忙しくしている。
僕が入り口でキョロキョロとあたりを見回していると、一人の女性に声をかけられた。
「Hello May i help you??」
中学校の時に習った英語が実践で出てきた!
頭の中で瞬時に英語⇨日本語へ変換しようと脳がフル回転する!!
「ハッ ハロー!! アッ!アイム!!トゥデェイ インタビュー」
「オッ… オーケー!?オッ オッー!?」
オフィスに入った瞬間に破茶滅茶な英語をスタッフに発してしまった。
そのやりとりを聞いていた他のスタッフはどうやら困惑している顔…。
「終わった…」
「アイム フィニッシュだ…」
と思った。
もしも自分が面接官で、この会話レベルの外人がやってきたら確実に「一緒に働いたら苦労しそうだ…。」と思うだろう。
そんな場面に出くわし、頭の中に一番に浮かんだ事。
それは、“紹介してくれた人に悪い…”ということだった。
誰もが仕事に就きたいローカルジョブを紹介してくれた知人。
その人の顔に泥を塗るような事をしてしまったのではないか…。
ということだった。
「Just moment please…」
受付の担当女性はそんな挙動不審な僕をまっすぐに見つめながら、「こちらへ」という仕草。僕をオフィスの奥の応接間がある部屋に招き入れてくれた。
そして数秒後に僕の目の前に面接を担当するボスがやって来た。
ボスは50代の女性で、落ち着いた雰囲気の人だった。
お互いに簡単な自己紹介をし持参したレジュメを彼女に渡した。
内容はA4の紙に簡単な学歴、出身、趣味とひとことが書いてある簡単なものだ。
サラッと内容を読み終えた後に彼女からいくつかの質問があった。
「あなたのビザの種類は?」
「いつまで働くつもり?」
「週にどれぐらい働くことが出来る?」
などの質問が英語でなされたが、なんとか英語で会話する事が出来た。
彼女は僕の応答のひとつひとつを丁寧に頷きながら返してくれた。
そして、日本での生活の事やオーストラリアでの生活の事など…。
雑談をはさみながらの面談は無事に終了。
「OK We can employment you!!」
えっ!
どうやら僕は面談に合格出来たようだった。
僕はボスに何度も「Thanks! Thanks!」と連呼してお礼を言った。
その後、別の担当者が現れ、制服のサイズや就労条件の説明を受け面接が終了した。
面談の帰り道、僕は全てに感謝する程、心が踊った。僕がオーストラリアへ来て実現したかった夢の一つ、ローカルジョブに就くことが達成出来たのだった。
そして、学生、ジャパレス、ローカルジョブの三作のわらじでの生活が始まった。
また次回の記事もよろしく!!
