今日の使用機材
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7100 ボディー
シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM ニコン用
Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR フルサイズ対応
Velbon 三脚 ULTRA 555 中型 5段 3Way雲台付 アルミ製
はじめに
こんにちは!
今年の予定は決まりましたか?
僕は毎年、翌年のカレンダーが出始めると祝祭日や長期連休が取れそうな時期を調べて1年間の大まかな旅行計画をします。
2016年は3連休が多く休日の取得がしやすい良い年だったのですが2017年を調べてみると悲しい事に大型連休はGWの連休のみ。それ以外の月に残念ながら連休が少ないのも2017年の特徴です。
ずばり、連休が少ない今年は貴重な連休を大事に使わないとなりません。
さて数少ない連休を利用して今回出掛けたのは栃木県那須塩原。
夏の避暑地のイメージが強い那須塩原ですが3月の那須は観光客も少なく、目玉のロープウェイもまだ営業が始まっておらずハイシーズンと違って人混みや渋滞に翻弄される事なく1泊2日を過ごす事が出来ました。
3月の中旬とはいえ標高が高い那須塩原をまだまだ冬。
日が落ちた頃から気温が5度以上温度が下がり着込んだダウンジャケットでも風が吹けばジッパーの間から冷気が入ってきます。
さて今回の一泊二日で巡った観光地は以下の通りです。
1.ステンドグラス博物館
2.キャンドルファクトリー
3.那須高原展望台
4.乙女の滝
5.つつじ吊橋
6.大麻博物館
今回は単焦点レンズではなく標準ズームとズームレンズの2本をチョイスしました。
今回は景色、風景を撮りそうだ。そう思いシグマの17mm-70mmを持ち出すことにしました。前回のあしかがフラワーパークへ行く当日に購入したAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRも持ち出し広角からズームまで装備バッチリです。
出発したのは土曜日の早朝。
栃木へ向かう東北道は順調に流れています。渋滞にハマる事もなく高速道路を北へ北へ。して2時間半ほどで那須塩原へ到着。那須までは距離がありますが道路が直線で車線も多いので運転してて気持ちがいいです♪
ホテルのチェックインは15時から。それまでは遠出せず近隣の観光地を回り15時にはホテルにチェックインする計画です。
那須塩原観光
那須ステンドグラス美術館
高速道路を降りてまず一番に訪れたのが那須のステンドグラス博物館。
博物館や美術館。長野県の蓼科や西伊豆など。この手の観光地はだいたいトリックアート美術館を始めとした展示系の観光地が多いです。博物館は伊豆にもあるそうです。
撮影禁止の為館内の写真はありません。
事前に下記のクーポンを発見すると入場料が100円割引になります。ちなみに伊豆は200円引き。
*クリックで那須ステンドグラス美術館のクーポンページに飛びます。
ところで僕は30歳を過ぎるまでは美術館には全く興味はありませんでした。建物や自然を見るのは好きで神社やお寺を見て旅をしたことはありますが「美術館で絵を見たい」「博物館で〇〇をみたい」そう思うことなんて30歳を過ぎるまでほとんどありませんでした。
年齢とともに考え方が変わります。
ステンドグラスなんて普段見るものでも無いですしステンドグラスで出来た作品を見ていると少しづつ面白さがわかって来ます。作られた時代別に展示されているステンドグラスなんかも見比べていくと面白いです。
礼拝堂からパイプオルガンの演奏が聞こえてきました。
順路を先へ進み礼拝堂に入るとパイプオルガンの大きな音が聞こえてきます。二階で演奏されているパイプオルガンは階段を上がると間近で演奏を見ることができます。
那須塩原旅行の出だしは順調です!
1時間ほど館内を見学したところで次の目的地 キャンドルファクトリー シュシュへ向かいます。那須塩原は展望台や那須高原を除けば市内の観光は何処も離れておらず移動時間も少ないです。
ステンドグラス美術館から車で10分ぐらい。
キャンドルファクトリー シュシュ
車を走らせてキャンドルファクトリーへ到着。
白い建物に大きなガラス張りの建物が印象的。那須では景観を邪魔しないようにほとんどのお店の広告看板が茶色に統一されています。セブンイレブンの看板も茶色と白のデザインになっています。
お店は2階建ての横長な中型店舗で店内は白を基調にした内装です。陳列されたカラフルなローソクが白い内装に生えて明るい店内。よく見る形のローソクからリキッドタイプのキャンドルまで。キャンドルファクトリーでは”キャンドル作り体験”も行われています。カウンターには見本と制作目安の時間が書かれた表がありました。
匂いを嗅ぎすぎて違いがわからなくなったらコーヒー豆の匂いでリセット。
店内にはコーヒー豆の入ったグラスが至る場所に置いてあります。
ここは女の子っぽい雰囲気の観光地ですがメンズもしっかり楽しめます。

キャンドル以外にも消臭スプレー。
ボトルの種類も多くてボトルを見ているだけでも楽しめます。僕は小サイズのキャンドルを1つ買いました。芯が木芯のタイプのキャンドルを買ったのですがレジで店員さんがキャンドルの丁寧な説明をしてくれました。店内ももちろん素敵ですが店員さんの笑顔、礼儀正しさ。商品説明。素晴らしかったです。
2階へ進むと雰囲気が1階とは変わってクリスマスがコンセプトのレイアウト。
1階の明るい店舗とは違って光量は少なめでキャンドルよりも雑貨類の陳列がメインです。シーズンオフのおかげで店内ものんびりと鑑賞することが出来ました。
スタッフの方も明るく話しかけてくれるし居心地がいい♫
そして、時計を見ると時間は15時近くになっていました。
キャンドルファクトリーを後にし15時のチェックイン時間に合わせてホテルに向かいます。ナビで検索すると15分ほどで到着するようです。
宿にチェックイン。
部屋に荷物を置いてゆっくり休みます…。
と言いたい所ですが沈む夕日を見るために寝心地の良さそうなベッドを横目に上着とカメラを持ってすぐに外出です。
目的地は那須高原展望台。那須湯本温泉街を抜けて坂を登っていきます。遠くの山に雪が見える中ノーマルタイヤでの運転に不安はありましたが結果問題はありませんでした。
那須高原展望台(恋人の聖地)
宿の夕食時間は19時。
展望台で夕日が沈むのを見てから宿に戻って夜ご飯にちょうど良い時間です。
恋人の聖地
確か伊豆に行った時もこんな場所があったような気が…。
あっ、あれは恋人岬だった。
那須高原恋人の聖地展望台は、栃木県那須郡那須町湯本の那須岳中腹にある展望台で、特定非営利活動法人地域活性化支援センターが主催する「恋人の聖地プロジェクト」により全国で100番目の恋人の聖地に選定されたデートスポットである。
※Wikipediaより抜粋
伊豆にも同じような場所があったので調べてみると、どうやら伊豆にある恋人岬は「恋人の聖地プロジェクト」には登録されていないそうです。
日が暮れるにつれて気温はぐんぐん下がっていきます。
たくさんの人が同じ場所から夕日が沈むのを見ています。
お天道さま今日もありがとう。
夕日が山に隠れると一気にあたりが暗くなり始めます。
展望台から北の方角を見るとまだ雪をかぶった那須連峰が見えます。
夕日が山に沈むのを見終わった所で展望台を後にします。時計を見ると夕方の17時になっており来た道を戻り那須湯本温泉近くある”つつじ吊橋”へ向かいます。昼間は9℃あった道路の温度計が一気に下がって3℃に!
肌を出している箇所が痛くなるほど冷たい風が吹いていました。
つつじ吊橋
展望台を後にして山を下って那須湯本温泉街方面に向かいます。
有名観光地の殺生岩もつつじ吊橋も歩いて行ける距離なのですが遊歩道の雪が凍りついて氷になっているので歩く時には足を取られないように注意しながら歩いていきます。
案内板にそって歩いていくと目の前に大きな吊橋のワイヤーが見えてきます。
ビュー!!っと冷たい風が体に刺さります。
観光客は僕らだけ。展望台を後にする時点で日が暮れかかっていましたが吊橋に到着する頃には完全に日が山の向こう側に落ちた後でした。吊橋の歩道よりも木々が低く風が良く抜けます。強い風が吹くと吊橋が小刻みに揺れるのでスリルも満点です。
橋の真ん中は下が見下ろせるようなメッシュロード。
見ているだけでふらふら~っときてしまいそう。高所恐怖症の人には絶対に厳しいであろう高さです。何よりこの隙間からモノを落としたら確実に取りにいけない。
ホテルの鍵や車の鍵、財布は落ちないでしょうけど。
ここで写真を撮影しようとカメラのレンズキャップを外すと手の感覚が寒さですっかりなくなっていることに気づきます。キャップの落下に気をつけて撮影していきます。
シャッターを切っている自分の指の感覚もほとんどありません。
ビュオォ~…。
肌が痛くなるほどに冷えた風が山の谷あいから吹いて西の空が赤く染まり雪山が夕日に染まって行く景色を静かに見つめます。
夕日も沈みきった所で夕食の時間に合わせて宿に戻ります。
夕食を済ませて星空を見に行こうかと那須湯本温泉方面に車をで向かいましたが、今日の天気は曇り空のようです。
残念ながら星空が期待出来ないので、コンビニで食料を買い込み宿に引き上げます。
朝に東京を出発して休みなく動きっぱなし。
東京にいると毎日気づかないうちに夜更かしをする生活になっているのですが、今日のような日は21時になるともうウトウト…。
翌朝の朝食の時間もあるので7時には起床しないといけません
おやすみなさい。
乙女の滝
昨日の夜はすっかり早寝したおかげで翌朝は6時に起床。
テラスに出て空を見てみると残念ながら晴天とはいかず曇り空。
朝08:00からの朝食を済ませ10:00にはチェックアウト。
宿をチェックアウトした僕らは一路、乙女の滝へ向かいます。ホテルから20分ほど車で走ると乙女の滝に到着。
しっかり休んで朝からしっかりと朝食を食べて。
その当たり前の生活が簡単に出来ない東京の生活スタイル。
毎晩帰りが遅くなって1人暮らしの僕はインスタント食を食べる機会が自然と多くなってきます。平日の朝はドタバタと朝の時間を過ごし家を出発して満員電車でモミクチャにされて、ようやく到着した場所は職場。
人・人・人。
そんな都会の生活とですり減った気持ちをリセット。
食事をして山道を降りて大自然の中で深呼吸をする。
サラサラ流れる川のせせらぎは聞いているだけで体と心を癒やしてくれます。
釣りをしている人に尋ねるとヤマメ・イワナが釣れるようです。
3月の那須塩原はまだまだ冬。
時折差し込む太陽の光が滝に虹を作り出します。
梅雨が開けた後の7月ぐらいになると水の量も多くもっと凄い事になりそうです。
那須にはこの他にもいくつかの滝があります。他の滝にも行ってみたかったのですが今日は連休の渋滞に巻き込まれないように早い時間に東京へ戻る計画なので他の滝はまた次回になりました。
那須塩原の有名な滝は乙女の滝以外に3つ。
1.回顧の滝
2.留春の滝(りゅうしゅんのたき)
3.龍化の滝
*リンクをクリックすると紹介ページにとびます。
大麻博物館
乙女の滝でたっぷりマイナスイオンを吸収した後は那須塩原の町中を抜けて高速道路入り口の那須ICへ向かいます。そこで帰り道をインターへ向かっていくと左手に看板を発見。
ラジオからは東北道の渋滞情報がまだ聞こえてきませんのでもう少し那須にいても良さそうです。予定には無かった博物館へ立ち寄って見ることにしました。
*博物館で展示されている大麻は ”繊維”や”神具”そして”産業用”です。
博物館には館長さんと女性の方が1人。
僕達が店内にある麻由来の商品を手にとって見ていると館長さんが色々と説明をしてくださいました。僕らが時々メディアで見聞きする”大麻”と言う言葉はどうしても悪いイメージがつきまとってしまっています。
館長さんから“麻”とは何か?
繊維用として、食用として、今は全く見なくなった背景など歴史を勉強知ることが出来ました。戦前は日本の大麻産業(繊維・食用・神具 用)は大変盛んだったそうですが、戦後は戦勝国のアメリカから入ってきた石油・合成繊維が主流になり麻の生産も縮小していったそうです。
僕らの一番身近にある石油由来の繊維はポリエステル素材(PET)です。洋服の中綿やぬいぐるみの中綿に使われたりと広い用途で使用されています。
ペットボトルなんかも日本で回収された物は中国などに繊維として再生されて衣類の中綿なんかに使われています。使われているのは再生品と言っても未使用品ですよ。
その他には”綿(コットン)”の登場、機械生産により安価な価格で紡績(糸)が出回るようになったことで更に素材としての”大麻文化”が縮小されていったそうです。
戦後、戦前から日本にあった麻に変わり化学繊維の時代になりましたが、神社のしめ縄を始めとした神具には麻が使われています。
宮形(みやがた)神社の社殿建築(本殿)を模して作られたもので、通常は白木で造られる。一社造り、三社造り、七社造りなどがあるほか、神明造りや箱に入ったような箱宮などもある。通常の家庭では、一社造りまたは三社造りの宮形が使用されることが多い。神札(大麻)の祀り方としては、一社造りでは伊勢神宮(天照皇大神宮)の神札(大麻という)を一番前にして氏神神社の神札、日常信仰する神社の神札の順で祀る。三社造りでは中央に伊勢神宮の神札(大麻)を祀り、向かって右に氏神神社の神札、左に日常信仰する神社の神札を祀る。ただし出雲大社の場合は「中央に伊勢神宮の神札(大麻)、向かって右に出雲大社の神札(御玉串)、左に氏神神社の神札」を祀る
。
※wikipediaより抜粋
ふむふむ(ΦωΦ)
館内でスタッフの方から説明を受けていると「ふむふむ…。」と頷ける事が沢山。
大麻は大変に成長が早い植物で、昔の人は「大麻のように強く育つように」と願い”麻”という漢字が入った名前を命名するという文化もあったようです。
それぐらい密接に日本人の僕らの身近にあった植物だったのです。
”麻”から作られた生地も販売されていました。
ここにある生地は値段を聞けば決して安くはありません。値段が安くないものは素材自体に希少価値があったり大量生産ができないものがほとんど。
僕らが目にする”麻”を使った素材は機械で生産する事が出来る”ヘンプ”と呼ばれる物で手織りの”麻”とはまた違ったもの。
麻素材で出来たストラップやステッカー。
大麻関連の商品がお店に並んでいます。ちなみに一番の売れ筋は大麻博物館のステッカーだそうです。一番印象に残っている事は麻の生地の判別方法を教えてもらったこと。
スタッフの方がある織物を見せてくれました。その布は縦横が違う素材で編まれていて指で滑らせると質感が違うとのことです。実際に僕もやってみましたが、たしかに違う!
たまたま立ち寄ったつもりが、思いがけない楽しい話を聞けて大満足。
さいごに
少しの立ち寄りのつもりが夢中になってしまい1時間ぐらいは博物館にいてしまいました。
博物館を後にして那須ICへ向かいます。帰りの東北道は渋滞もなく快適なドライブ。サービスエリアで栃木の名物”那須の月”を自分用に1つ。
サービスエリアにある無料の緑茶と那須の月で休憩です。
行きと同じ2時間半ほどで都内に到着。
実はこの旅行を計画したのは1月の真冬の時期。行くタイミングを考えていた時に目に飛び込んできたのが3月の三連休。僕の頭の中では3月はすでに春のイメージ。
部屋が満室になる前にすぐにと思い予約を入れました。
旅行が近づき観光地をネット検索していると
「あれ?何処の観光名所の写真も夏じゃないか?」
確かに…。
調べて見ると那須高原の目玉、ロープウェイも冬季休業中。
もしやこれは失敗したのではないか…。
正直、不安がありながらの那須塩原への旅行でしたが感想は大満足。
景色で一番気に入った場所は那須高原展望台。雪を被った山の頂に夕日が沈んでいく姿は素晴らしいの一言です。凛とした空気の中で見る太陽は素晴らしかったです。
那須塩原は多くの観光地がありますが何処も車で簡単に行ける場所ばかり。東北道が那須までまっすぐ続いており、高速道路を降りるとすぐに市内に入れアクセスも抜群!!
次回は夏にもう一度行ってみたいとおもいます!!
以上、3月の那須塩原の1泊2日旅行レポでした。





