はじめに

ツーリングには電子版よりも書籍版が書き込みしたり使いやすい
2020年。
世の中はコロナウイルスの影響で旅行は愚か近所も気軽に歩けない。
マスクをしない人は外出するのも難しく、買い物も自由にできない息苦しさ。
予定通りならば、今年の夏はヨーロッパで過ごしてから秋にはアメリカ大陸へ。
その後、人生で2回目となるアルゼンチンでの皆既日食を見る予定だったのが。
コロナの影響で中止に。
予約していた飛行機は飛ばず。
航空会社も突然のことでどこもてんやわんや。
LCCキャリアなんて航空会社に連絡がつかないという人多数。
僕ももれなく航空会社からの返金がなく、問い合わせをしてもなしのつぶて状態。
そして、この長期の旅行のために、数日前には仕事を辞めてしまっていると言う。
後ろにも、前にも行けない状態に陥ってしまった。
仕事もなく、家に何ヶ月もいるのはもう限界。
海外で行けないのであれば、国内はどうか?
今まで自分が行きたかった場所を考える。
人が多いところは気まずい空気。
目的地は北の大地 北海道

東京から新潟港へ向かう道中、福島県を通過中
死ぬまでに行きたいと思っていた。北海道バイクツーリングはどうか?
いつか行きたいと思っていたため、バイクを先に購入するのが予定であった。
残念ながら時間はあるがバイクがない。
ない事は無いのだが、普段使い+ウーバーなとのフードデリバリー用。
走行距離は6万キロ超のアドレスV125しかない。
もうこれで行ってしまおうか。
キャンプ道具を積載しても、何とかスクーターでもやれそうだ。
時間はたっぷりある。
そして今回の北海道ツーリングは会社の125 CCアドレスでことになった。
おわりに

愛車のアドレスV125S リミテッド仕様シートヒーター付き
海外旅行のように大掛かりな事前準備は必要ない。
必要なのはフェリーの予約のみ。
北海道の小樽には当時友達がいたため、まずはフェリーが到着したらその友達の家へ向かうことに。
当日までの予定を決め出発まで準備をしながら毎日を過ごす。
バイクのサイドバックを購入したり。
キャンプ道具を整理したり。
まさか人生のどこかでやろうと思っていた北海道1周ツーリング。
こんな形で突然やってくるなんて思いもしなかった。