はじめに|旅の2日目、夜の大内宿と只見の絶景へ
前回の記事(②)の続きです。
初日は大内宿・塔のへつり・芦ノ牧温泉を巡り、夕方に湯野上温泉の宿にチェックイン。
早めに夕食を済ませ、今度は夜の大内宿へと再び出発します。
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夜の大内宿|静寂と暖色の灯り、そしてホタルとの出会い
夜20時、宿を出発して大内宿へ向かいます。
国道を折れた先は街灯がなく、車のライトだけが頼りの真っ暗な山道です。
昼間に数百台が入っていた駐車場も、今は自分たちの1台だけ。
無音の大内宿——かと思いきや、灯りのある場所にはぽつぽつと人の姿が見えます。
夕涼みする地元の方、ガイド付きのツアーグループ。
すれ違うたびに「こんばんは」「どちらから?」と自然と声が交わされます。
東京では隣の人とも挨拶しないのに。
こういう場所に来ると不思議と声をかけたくなるものです。
昼間の賑わいが嘘のように静まり返った夜の大内宿は、
ふんわりとした暖色の灯りに包まれていました。
📷 夜の大内宿。暖色の灯りに浮かび上がる茅葺き屋根
📷 夜の大内宿とねぎそばを出す「みなとや」さん
📷 高台から見下ろす夜の大内宿全景
高台から見下ろすと、山々に囲まれた宿場町が暖かな灯りの中に静かに佇んでいました。
昼とはまったく違う顔です。
帰り道、ふと空を見上げるとホタルが飛んでいました。
生まれて数回目のホタル。
3〜4匹がふわ〜ふわ〜と光りながら舞う姿に、疲れた体が一気にリフレッシュ。
一番いい時期は6月頃かもしれませんが、7月でも出会えました。
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藤八の滝|山深い細道の先に、冷たく清らかな滝
旅の2日目。
朝7時起床、窓の外は昨日以上の曇り空。
宿のパンフレットを参考に今日のルートを決めます。
相方の「滝が見たい」リクエストで、目的地を福島・新潟県境の只見方面に設定。
道中の「藤八の滝」に立ち寄りながら北上します。
細い山道をナビに従って進んでいくと、
「本当にこの道で合ってる?」
と思うような対向車がやっと交差できるほどの細道が続きます。
そして川の音が聞こえてきたところで滝に到着。
道路から徒歩1分の遊歩道を歩くと滝が現れます。
水がとにかく透明で美しい。
靴を脱いで川に入ってみると…水が冷たい!7月なのに10秒で足がしびれてきます。
さすが山の川です。
📷 藤八の滝。昼なのに薄暗い木々が立ち並ぶ
📷 藤八の滝。迫力ある水量と透明度の高い川
📷 藤八の滝。冷たい川の水が心地よい
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田子倉ダム|日本第2位の水力発電所、雨の湖畔を歩く
藤八の滝を後にして国道252号を北上。
福島・新潟県境にある田子倉ダムへ到着。
日本最大の卸電気事業者・電源開発(J-POWER)が管理する、
奥只見に次ぐ日本第2位の出力を誇る水力発電所です。
2005年のダム湖百選にも選ばれています。
天気はどんよりとした曇り空で、時折暴風雨も吹き荒れる荒れた天候。
バイクツーリングのライダーが多く来ていました。
乗りたかった遊覧船は許可申請中で残念ながら運行停止中でしたが
、ダムの壁の上まで歩いて湖を見渡すことができます。
📷 田子倉ダムへのアプローチ。正面がダム施設への入口
📷 ダム湖100選にも選ばれる絶景が魅力
📷 145mの高さのダム上から見下ろす只見湖
📷 高所恐怖症には迫力満点
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只見湖|無料の展示館と、展望台から見渡す絶景
田子倉湖から252号を戻って只見湖へ。
電源開発の展示館「只見展示館」と歳時記会館があります
(無料・4月下旬〜11月中旬、水曜定休)。
3階建ての屋上には望遠鏡があり、只見湖を見渡せます。
歳時記会館2階の10割蕎麦が名物ですが、僕らが訪れた時は既に材料切れで終了…。
ダムを歩いて見学している間に雨が降り出し、
絶妙なタイミングで切り上げることができました。
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📷
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おわりに|ソースかつ丼でシメ、夜行バスで東京へ
只見から1時間半かけて会津若松市内に戻ると、今度は本降りの豪雨。
ずぶ濡れになりながら滑り込んだのが、昭和テイスト漂う「ハトヤ食堂」。
会津若松の名物「ソースかつ丼」でたっぷりエネルギーを補給し、
夜20時にレンタカーを返却。
23時発の東京行き夜行バスに乗り込み、
翌朝6時に蒸し暑い東京駅に到着しました。
深夜バス+レンタカーという低コストの旅ながら、
大内宿・塔のへつり・田子倉ダムと見どころ満載の1泊2日でした。
📷 今回のお土産品
📷 バスの時間まではコメダ珈琲で時間つぶし
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この記事のまとめ
– 夜の大内宿:昼とは別世界の静けさ・暖色の灯り・ホタルにも遭遇
– 藤八の滝:山深い細道の先にある清流と滝・川の水が驚くほど冷たい
– 田子倉ダム:日本第2位の水力発電所・ダム湖百選・145mの高さから絶景
– 只見湖:無料の電源開発展示館・展望台から只見湖を一望
– 帰路:会津若松でソースかつ丼 → 夜行バスで東京へ(翌朝6時着)
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